オンラインで世界初公開
アウディは、2021年2月9日から10日(日本時間)にかけて、電気自動車のアウディeトロンGTを発表した。
【画像】新世代対決【アウディeトロンGTとポルシェ・タイカンを比較】 全180枚
2つのデジタルイベントから構成される「デイ・オブ・プログレス」では、このクルマのダイナミックなドライビングパフォーマンス、エモーショナルなデザイン、サステイナビリティが紹介された。
アウディのマルクス・ドゥスマンCEOは、次のように説明した。
「eトロンGTは、未来のグランツーリスモの姿をアウディ流に解釈したもの。そのデザインは、紛れもなくプレミアムカーのもの。印象的なドライビングパフォーマンスを提供するこのクルマは、もっともエモーショナルな方法で、eモビリティを表現したモデルといえる」
「さらに、サステイナビリティを強く意識したコンセプトが、このクルマの特徴を明確に表現している。それはドライブコンセプトだけではない。ベーリンガーホフ工場におけるすべての生産工程は、カーボンニュートラルな方法でおこなわれている。この事実は、生産施設、従業員、アウディの将来にとって重要な意味を持っている」
「デイ・オブ・プログレス」の「スピリット・オブ・プログレス」というイベントでは、フォーミュラEのドライバーのルーカス・ディ・グラッシ氏と、F1ワールドチャンピオンで地球環境保全に高い関心を持ち業家として活躍するニコ・ロズベルグ氏が、この時点ではカムフラージュ付きのeトロンGTと、アウディのフォーミュラEマシン、アウディeトロンFE07のダイナミックなドライビングパフォーマンスを披露した。
ノイブルク・アン・デア・ドナウにあるアウディ・ドライビングエクスペリエンスセンターのサーキットを走行するこの映像では、このニューモデルのダイナミックなパフォーマンスにスポットライトが当てられた。
もう1つのイベント、「セレブレーション・オブ・プログレス」では、eトロンGTが初めて一般公開され、クーペラインの外装や、ブラックでまとめられた内装などが披露された。
この1時間のバーチャルショーにおいて、マルクス・ドゥスマンCEO、およびセールス・マーケティング担当のヒルデガルト・ヴォートマン取締役が、アウディ・ブランド・シニアバイスプレジデントのヘンリック・ヴェンダース氏や、デザイン部門責任者のマーク・リヒテ氏といったほかの重役とともに、このニューモデルのハイライトを紹介した。
今回のバーチャルショーは、未来へと目を向けるアウディブランドの姿勢が強調されているという。一部のプログラムでは、俳優兼プロデューサーのトム・ハーディ氏、ファッションデザイナーのステラ・マッカートニー氏、ニコ・ロズベルグ氏が、デザインや持続可能性、パフォーマンスの重要性に関してみずからの意見を述べた。
アンベールの音楽は、米国系アメリカ人のシンガーソングライターであるジャネール・モネイ氏が担当し、ショーの司会進行役はスティーブン・ガテン氏が務めた。
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みんなのコメント
1000マンは出せないが、良いと思う。