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話題の「センチュリークーペ」過去にも存在してた! “全長4.8m”で「カクカクボディ」の高級車! 伝統的な“旧車デザイン”採用した「ビュイック」米国モデルがカッコイイ!

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話題の「センチュリークーペ」過去にも存在してた! “全長4.8m”で「カクカクボディ」の高級車! 伝統的な“旧車デザイン”採用した「ビュイック」米国モデルがカッコイイ!

■話題の「センチュリークーペ」過去にも存在してた!?

 トヨタは2025年10月13日に、同社が運営する「トヨタイムズ」にてライブ配信を行い、最高級車「センチュリー」を独立したブランドとして展開すると発表。

【画像】超カッコいい! これが過去の「センチュリークーペ」です!(80枚)

 それに伴い、新生センチュリーブランドを象徴するモデルとして、クーペスタイルの試作車「センチュリークーペ」の姿を動画および静止画で世界初公開しました。

 一方で、海外ではすでにセンチュリーの名を冠したクーペモデルが存在していたと言います。一体どのようなクルマなのでしょうか。

 トヨタの伝統的な最高級車として親しまれてきたセンチュリーですが、実はアメリカでは「ビュイック」というブランドも“センチュリー”の名を冠したクルマを展開しており、今も最新モデルを販売しています。

 そして過去には、その所謂「海外版センチュリー」に大型のクーペがラインナップしていたのです。

 ビュイックは、アメリカの自動車メーカー「ゼネラルモーターズ」に属する“やや上級志向”のブランドで、この海外版センチュリーはビュイックの中でも高級車にあたるモデル。

 初代モデルが登場したのは1936年と歴史が古く、クーペは1954年に発売された2代目モデルから設定されました。

 実は当初はクーペを用意していなかった同車ですが、1955年にアメリカ・カリフォルニア州の高速警察が大量発注したことをきっかけに、一般的な市販モデルとしても生産開始。

 その後1982年に登場した5代目モデルまで、海外版センチュリーのクーペは販売され続けました。

 ちなみにこの5代目モデルは日本国内にも正規輸入販売されたものの、日本ではトヨタが“センチュリー”商標登録済みだったため、日本では「リーガル」の車名で販売されています。

 そんな5代目センチュリークーペのボディサイズは、全長4803mm×全幅1763mm×全高1364mm、ホイールベースは時期によって異なりますが、2662mm-2664mmとなかなかの大きさ。

 エクステリアは、フラッシュヘッドランプと湾曲したグリル、直立したボンネットマスコットが分かりやすく高級感を演出します。

 パワーユニットは年々変化したため、様々な型が存在しますが、中でも1985年から1988年まで搭載されていた3.8リッターのV型6気筒エンジンは、最高出力152馬力を発揮しました。

 そして1994年に海外版センチュリークーペの生産は終了し、現在販売中の7代目モデルは、ミニバンのボディタイプに様変わりしています。

 ちなみに、リーガルとして販売されていた5代目センチュリーの日本国内での車両価格(消費税抜)は、当時440万円からの販売でした。

※ ※ ※

 初代モデルの登場から数えると、約90年もの歴史を持つビュイックの海外版センチュリー。

 そのうち、クーペモデルが販売されていたのは1955年から1994年までの約39年間と、販売期間全体から見て半分にも満たないため、“こちらのセンチュリークーペ”も今や貴重なモデルとなっています。

 とはいえ、ビュイックは「シボレー以上・キャデラック未満」という“やや上級”なポジショニングのブランドであるため、海外版センチュリーは「ステーションワゴン」や「コンバーチブル」「ミニバン」と多種多様なタイプが登場しており、日本の最高級車を長年にわたって務めるトヨタのセンチュリーとは、まったく違う立ち位置のクルマとなっています。(パワーボム)

文:くるまのニュース パワーボム
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みんなのコメント

22件
  • vit********
    なんや?このヘタレ記事は?
    ビュイックどう見ても2ドアセダンだろが
    クーペとは「流れる様な」だし、クオリティが全然違うセンチュリーの外板の塗装工程とっても、3回水研ぎ6回コート3回磨き以上ですけど一緒にすんじやねえ!
  • ffz
    ははは...海外版センチュリーか... ならばドイツ版コルサ、インド版ハリアー、イタリア版デルタ、イギリス版、ドイツ版シエラ、の記事も絶対出るな。強引にアメリカ版クラウン(クラウンヴィクトリア)も出しかねない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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