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フォード Co-Pilot360:自動ブレーキシステムなどを搭載した最先端のドライバー・アシストシステム

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フォード Co-Pilot360:自動ブレーキシステムなどを搭載した最先端のドライバー・アシストシステム

最先端のドライバー・アシストシステムであるフォードCo-Pilot360は現代、そして未来の混雑した公道などで世界中のドライバーをサポートすることを目標としている。

スタンダード・ドライバーアシスト技術の中でも最も進んでいるフォードCo-Pilot360は交通量の多い公道での運転において世界中のドライバーを手助けすることを目的としている。フォードCo-Pilot360には歩行者検知によるスタンダードの自動緊急ブレーキ装置や運転者死角の情報システム、車線保持システム、後退時リアビューカメラや自動ハイビーム灯火などが含まれている。このシステムは今秋発売の2019 フォードEdge/Edge STから、北米の全ての乗用車・SUV・F–150までのトラックに搭載される予定だ。

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フォード グローバルマーケットJim Farley氏は「我々の車は今までで最も高い安全ラインを達成している。しかし、ユーザーからはどうしても事故に巻き込まれる・事故を起こす可能性が心配だという声がある。だからこそ、このようなシステムがすべての自動車に搭載されることには重要な意味がある」とコメントした。

■ もっとも先進的なドライバーアシストパッケージ
フォードのCo-Pilot360は他社のシステムには無い機能があり、特に北米市場においてはもっとも先進的なドライバーアシストパッケージとなっている。

歩行者検知による自動緊急ブレーキ機能は歩行者や他の自動車との予期せぬ接触・衝突を防ぐ。歩行者や他の自動車との接触・衝突の危険性が検知された時ドライバーに対して警告を表示する。ドライバーの回避行動が不十分の場合、自動的にブレーキをかけて衝突の衝撃を最小限にするシステムだ。フォードの調べによると走行の際に歩行者や自動車の衝突を心配する声は年々増加しており、これを反映して2020年にはフォード車の91%にこのシステムを搭載する予定だ。

ドライバーの死角における検知・情報システム通称BLIS(Blind Spot Information System)はレーダーセンサーを使用し、検知した“見えない車両”の存在をサイドミラーにてドライバーに知らせる。

車線維持システムは3つの機能があり、それぞれ:

 • 走行中の車線レーンを意図せず離れそうになった場合、ハンドルを振動させドライバーに知らせる。
 • ハンドルが振動するのと同時に車線レーンの中央に戻るよう自動的に切れる。
 • 車両前方を常にモニターし、ドライバーの注意が散漫な傾向にあるとき、視覚と聴覚双方で認知させる警告を発する。

2020年にはフォードのドライバーアシスト技術はEシリーズ、F-650およびF-750、さらにはF59にもシステムが応用される。

■ 試験を通して築く信頼
フォードは今後さらにドライバーアシスト技術を導入する予定だ。来年には後退時に障害を検知した際に自動的にブレーキが作動するシステムを北米やアジア太平洋市場のモデルに投入する。

同社は今後5年間に5億ドルの投資を新たなドライバーアシストの開発に費やす予定だ。ディアボーンのVIRTEXシミュレータでは何万キロに渡る走行シミュレーション試験を行なっている。例えばレーダーカメラ技術の試験ではすでに地球上の66万マイル分の走行試験をシミュレーションしている。

この技術は人々の自動運転車に対する不安も解消する一歩になるのではないかと期待されている。Farley氏は「先進ドライバーアシスト技術を搭載している車両のオーナーはそうでない人と比べて自動運転車に対してより前向きな気持ちでいる。」と答えた。

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