【20世紀名車のある生活】ヒストリックカーが紡ぐ出会い、そして仲間たちとの絆 by 西川淳

「名車病」は難病、不治の病だと感じる

　いつまでも乗り続けていたいと思うクルマ。それが名車だ。これといった定義などいらない。1台だけもいいし、私のような浮気性は、次から次へと「自分の名車」が現れて、何とか手に入れたいといつも思案を巡らせる。過去に所有したモデルは重複も含めおよそ80台。まだほしいクルマがあるのだから「名車病」は難病、不治の病である。

　2024年３月の時点で最も気に入っているのは1966年式のロータス・エランSr.II・FHCだ。かれこれ7年前にレストアプロジェクト途中のクルマを譲り受け、そこから好みのコンディションまで仕上げてもらった。

Comments

[hon********]

ずっと乗りたかった今の車と11年暮らして、いまだに昨日買ったような気でいるけど、名車！とか一生乗りたい！とか言って10年も乗らない人の方が世の中多いんだね。
人の一生は長いようで短いから、後悔しないように生きろってことかな？