Rolls-Royce Dawn
ロールス・ロイス ドーン
1000kg以下の車体にV12を搭載! オリジナルスーパースポーツ「GTOエンジニアリング スクアーロ」デビュー
ペントハウスの住人に捧げるロールス・ロイス
新国立競技場や新歌舞伎座、根津美術館、ティファニー銀座から赤城神社、高輪ゲートウェイ駅と、多彩な作品を手掛けてきた当代きっての建築家、隈 研吾氏。木材や和紙、瓦といった日本古来の素材を活かした、繊細で柔らかな印象のデザインを特徴とする「和の大家」が、英国最高の高級車ブランド、ロールス・ロイスとコラボレーションした。
隈 研吾氏が作り上げる独特の世界観が落とし込まれたのは、ロールス・ロイスの2ドアオープントップ「ドーン」。世界にたった1台のみの特別なビスポークモデルは、隈氏が手掛けた東京・北参道の高級レジデンス「THE KITA」のペントハウスに住むオーナーのために生み出されたものだ。
隈作品の美学を反映させたドーン
「THE KITA」は北参道駅や原宿駅から至近でありながら、都心部とは思えない静かな空気に包まれたコンドミニアム。総戸数を絞った贅沢な作りで、間を広くとったシンプルなロビーや居住エリアは、禅を感じさせる洗練された空間となっている。
とりわけ、“The Kita Tea House”と呼ばれるペントハウスの雰囲気は格別。多層式構造の最上段には名前の通り茶室が設えられており、そこからは明治神宮の杜や、新国立競技場を一望することができる。
そのTHE KITAの美学を反映させたロールス・ロイス ドーンは、隈作品に見られるクリーンな線や明快な構成、穏やかで落ち着きのある雰囲気をそのまま反映。また、自然や町の景観に溶け込む調和性という、隈作品特有の美学も取り込んだという。
光によって色味が移ろうボディ
ドーンのボディは、THE KITAの中心的構造材に使用しているシルバーグレイに馴染むよう、「Silver Haze(霞のようなシルバー)」と呼ばれる特別色でペイント。建物の内外装へ効果的に使われているブロンズのアクセントに合わせ、ドーンの塗面もまた、陽の光を浴びると黄金の光沢へと複雑に色味を変化させる。この幽玄なボディカラーを引き締めるのが、シルバーのボンネットと黒のコーチラインだ。
リヤデッキにはオープンポア仕上げ(導管を樹脂で塞がず、木目の持つ本来の味わいを強調する加工)のロイヤルウォールナットを使用。深みのある気品漂うウォールナットは、ペントハウスのエントランスにも使われている素材である。
ダッシュボードはグラデーション仕立て
インテリアはシートベルトに至るまでグレー基調で統一し、ところどころにホワイトやブラックのアクセントを添えている。ダッシュボードは極めてユニークな“グラデーション仕様”となっており、ピアノ塗装のパネルはグレーからブラックまで色合いが自然に変化していく。このグレーの移ろいはTHE KITAにも見られるもので、白地にグレーの模様をもつ大理石「ビアンコカララ」から、ブラシ仕上げのステンレススチール、花崗岩、メタリックタイルに至るまで、邸内にはグレーの濃淡が融け合うように共存している。
助手席前、ロールス・ロイスが“ギャラリー”と呼ぶダッシュボードパネルには、THE KITAのアイコンがガラス越しに、ごく控えめにしつらえられた。このアイコンは、隈建築の特徴である格子をモチーフにしたもので、フロントシートのヘッドレストにも刺繍されている。
ロールス・ロイスと隈作品の共通点
隈 研吾氏は次のように語っている。
「このようなプロジェクトに参加したのは初めてです。伝統的クラフトマンシップに対する敬意や、自然素材がもつ良さを可能な限り引き出したいという思いを共有するロールス・ロイスと共に、このプロジェクトに関われたことを誇りに思っています。ロールス・ロイスは“THE KITA”のエッセンスをクルマの美学に落とし込んでくれました。ホームともいえるこの東京で、この完成車を拝見できて、とても光栄です」
ロールス・ロイスと隈建築には、多くの共通点がある。職人技術に対する尊敬の念、自然素材へのこだわり、そして100年後にも風景の一部として生き続けているであろうという視点。このドーンとTHE KITAも、神宮の杜に見守られながら、長く幾年も愛され続けていくのかもしれない。
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みんなのコメント
それとも住んでる人が隈さんに頼んだの??
ま、どっちでも関係ないが。。