映像補正機能で夜間でも明るく鮮明に録画できるコムテックの前後2カメラドライブレコーダー「HDR801」

映像を人の視覚特性に合わせて補正することで視認性が向上

コムテックは、新映像補正機能「Recolize(リコライズ)」を搭載した前後2カメラタイプのドライブレコーダー「HDR801」を8月12日に発売する。価格は58,080円。

「HDR801」は、高性能プロジェクターなどで使用されるマクセルの映像処理技術「ACCENTUALIZER(アクセンチュアライザー)」をベースにした、新映像補正機能「Recolize」を備えたドライブレコーダー。

人間の視覚特性をモデル化した理論である「Retinex理論」を映像処理に適用し、映像を人の視覚特性に合わせて補正することで、映像の「色鮮やかさ」「精細感」「光沢感」を向上して見やすい映像を実現。同社によれば照明光がない夜間の駐車場や交差点などで、今までは困難であった人の服装の色までもリアルに再現した映像を記録することができるという。

フロント、リアともに、有効画素数は200万画素で、フルHD（1,920×1,080）での録画が可能。COMSセンサーにはオムニビジョン製の「PureCel Plus-S」を搭載し、夜間などの低照度下でもノイズの少ない鮮明で美しい映像を記録することが可能。HDR機能も搭載する。

録画モードは、エンジンオンからオフまでの映像を記録する「常時録画」のほか、「衝撃録画（Gセンサー）」や「マニュアル録画」にも対応。また、別売オプションの駐車監視・直接配線コード「CDOP-01P」を接続することで、エンジンオフでも最大24時間、映像の記録を続けることも可能だ。

そのほか主な仕様は、液晶サイズが2.4インチ。記録媒体が8GB～128GB のmicroSDカード（付属：32GB/class10）。フロントカメラのサイズは幅66.6×高さ102H×奥行き44.4mm、194g。リヤカメラのサイズは幅61.5×高さ25.5×奥行き23.6mm、38g。

製品情報
https://www.e-comtec.co.jp/0_recorder/hdr801.html

構成／立原尚子