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レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、”スタート問題”の解決は「とても難しい」

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レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、”スタート問題”の解決は「とても難しい」

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今季度々悩まされている”スタート失敗”の問題は、解決が非常に難しいことだと語った。

 今季前半戦で2勝を挙げたフェルスタッペン。しかし勝ったオーストリアGPとドイツGPのいずれのグランプリでもスタートに失敗し、レース中の追い上げを強いられる戦いとなった。

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 また先日行われたベルギーGPでも、フェルスタッペンはスタートに失敗。その結果ターン1でアルファロメオのキミ・ライコネンと接触し、その影響で1周目を走りきることなくレースを終えた。

 フェルスタッペンのマシンには、イタリアGPでホンダのスペック4パワーユニットが投入される予定となっている。そのため、彼は日曜日の決勝レースを、グリッド後方からスタートすることになるはずだ。

 ベルギーGPでのスタート失敗について尋ねられたフェルスタッペンは、motorsport.comに対して次のように語った。

「うまくいけば、新しいパワーユニットによって、少し良くなるだろう。クラッチを離すとすぐに、僕らは苦労するようだ」

 フェルスタッペン曰く、スタートの手順は”うまく”やったと主張し、「間違ったやり方をしたとは思わない」と考えているという。また彼は、エンジンが低回転域でトルクを伝達する方法に、問題の原因があるのではないかと疑っている。ただパワーユニットのスペックに起因するものではないとも見ているようだ。

 フェルスタッペンは今年スタートがうまくいかないことは、これまでの年以上に厳しいと語る。

「スタートが悪かったとしても、これまではポジションを失うことはほとんどなかった。でも良いスタートを切ることができたら、誰かをオーバーテイクすることができた」

「今は、良いスタートができればポジションをキープすることができ、悪いスタートをしてしまえば、ひとつかふたつポジションを失ってしまう」

 そうフェルスタッペンは語った。

「これは少し難しい状況だ。去年は少し問題を抱えていたとしても、トラクションは引き出せていたので、それほど問題ではなかった」

「でもどういうわけか、今年はクラッチを離すとすぐ、ホイールスピンが起きすぎてしまうことがある。タイヤが冷えてしまっていることが、その結果を引き出している可能性もある」

「もちろん、それは言い訳じゃない。もっとよくすることができると思うし、新しいパワーユニットでもっと良くなることを祈っている」

 フェルスタッペンは、グリッドの2列目もしくは3列目から遅れた時、「少し悪いスタートのように見える」と認めた。しかしながら、「全てが悪いわけではない」とも主張する。

「僕らはポジションを上げることはできていないけど、まずまずのスタートを切っている。ハンガリーGPのように、先頭をキープしたこともあった」

 そうフェルスタッペンは語った。

「たしかに、いくつかのコースでは、同じようにはうまくできなかったかもしれない。しかし、現時点では少し敏感になりすぎている。でも、僕らはもっと安定する方法を見つけなきゃいけない。スタートが悪くても、正常に(スタートが)機能するようなね」

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