三菱自動車は11月24日、『デリカD:5』の一部改良モデルを発表するとともに、特別仕様車“CHAMONIX(シャモニー)”を設定し、これらの販売を同日より開始した。また『デリカミニ』には“CHAMONIXパッケージ”を新設定。こちらは2024年2月8日発売予定だ。
ミツビシらしい“唯一無二のオールラウンドミニバン”として、アウトドア好きを中心に人気のデリカD:5。この一部改良モデルでは、後退時の安全性を高めるマルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラーが全車標準装備となったほか、最上級のPグレードと今回登場した“シャモニー”のアクセルペダルとブレーキペダルにアルミペダルが標準装備として奢られる。
ミツビシの軽ワゴン『eKクロス/eKワゴン』が一部改良。機能や安全装備、新色を追加し11月24日発売
その“シャモニー”は東京オートサロン2023などで展示されたコンセプトカー“SNOW SURVIVOR(スノーサバイバー)”がイメージされた内外装が採用され、アウトドアアクティビティをより快適に楽しめる特別仕様車となっている。
インテリアはにおいては、アウトドアでの使い勝手を考慮した専用コンビネーション生地を採用した専用シートが奢られた。この撥水機能付きシートは立体的なボーダーキルティング形状にシルバーステッチを施すなど、機能性だけでなくデザインの面でもこだわり抜かれたものだ。また、天井照明を専用のホワイトとしオーナメントパネルとアクセントパネルには木目調バール杢を採用するなど、質感の高い車内空間を実現している。
外装はフロントグリルなどをブラックマイカで統一しながら、前後のスキッドプレートはチタニウムグレーメタリックとし精悍なスタイリングに。足元には力強さを印象づけるブラック塗装の18インチアルミホイールを装着。テールゲートに配置された「CHAMONIX」の専用デカールは、雪山に生える針葉樹をイメージした専用色のグリーンが採用されている。このほか、カモフラージュ柄のボディサイドデカールなど“スノーサバイバー”を想起させる専用オリジナルアクセサリーを組み合わせた“CHAMONIXコンプリートパッケージ”がディーラーオプションに設定された。
2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会に進む“10ベストカー”にも選ばれている軽スーパーハイトワゴンの『デニカミニ』に登場した“CHAMONIXパッケージ”もこれと同様に、コンセプトカー“スノーサバイバー”をイメージしたデザインを市販化したディーラーオプション・パッケージだ。
“シャモニー”専用色のグリーンをフロントバンパーエンブレムやテールゲートデカール、オールウェザーマットなどに採用するととともに、フェンダーオーナメントデカール、サイドデカールにカモフラージュ柄を施しアウトドアイメージを一層高めている。また、既存のディーラーオプションを同パッケージに組み合わせた“CHAMONIXコンプリートパッケージ”も新規設定された。
気になる価格は『デリカD:5』が415万6900~462万2200円、同特別仕様車“シャモニー”が455万7300~465万6300円。『デリカミニ』のCHAMONIXパッケージは工賃込みで17万9190円となり、CHAMONIXコンプリートパッケージはデリカD:5用が26万370円、デリカミニ用は14万2010円(すべて税込)となっている。
『デリカD:5』『デリカミニ』CHAMONIXシリーズスペシャルサイト:
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/chamonix/index.html
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みんなのコメント
エクシード
悪路を走破できるミニバンは他にない。
アメリカでは25年ルールでデリカが輸入できるようになったけど州によって走行できない州がある。
理由が「オフロードを走る車」だからだそうだ。
バギーや農耕車が公道を走れない同じ理由だそうだが、完全な難癖。
自国のピックアップトラック需要を脅かす存在とみられてるからだ。