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ルノー「ルーテシア」で横浜から松山まで!約800kmの無給油ドライブは可能!?

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ルノー「ルーテシア」で横浜から松山まで!約800kmの無給油ドライブは可能!?



「ルノーのルーテシアに乗って、横浜から松山まで約800kmを走行し、燃費の良さを競う」という、いかにもルノー・ジャポンらしい遊び心に溢れた企画が開催された。メディア対抗ということで、自家用車WEB編集部でも参加させてもらった。

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●文:月刊自家用車編集部

優勝すればフランス旅行!は諦めて?

「パリが愛したコンパクト」こんなオシャレな触れ込みが、バッチリ似合うルノーのルーテシア。デザインやコンパクトなサイズ感が人気の理由の一つだが、その燃費性能は目を見張るものがある。なんと、横浜から遥か800km離れた四国の西端、愛媛県の松山まで、無給油でドライブできるというのだ。

そこで企画されたのが「ルーテシア燃費チャレンジ」というメディア対抗の燃費走行対決。横浜から松山まで最低燃費で走行したメディアには、ルノージャポンからフランス旅行が贈られる。

自家用車WEBも参加し、横浜の日産本社から松山にある重要文化財「萬翠荘」まで実際にドライブしてみた。ちなみに伴走車も1台までは使用して良いルールだったが、当編集部にはそんな余裕はなし。加えて低燃費走行するならば、例えば小柄な女性スタッフのような運転者が理想だが、そんなスタッフもなし。

というわけで、優勝のフランス旅行に程遠いのは明らか。そのため、途中のSA・PAに立ち寄って休憩もするし、アクセルも普通に踏んで走行する。一般のドライバーに近い条件を勝手に決めて(フランス旅行を諦める言い訳として)臨んだ。

このルーテシアで、いざ松山へ!

こちらが松山まで走るルーテシア。コンパクトカーと言いながら室内は意外と広い。特に前列は、身長180センチ超の筆者が乗っても窮屈さを感じない。また、USBのポート(type-A)×2も標準装備となっているためスマホの充電も安心。長距離運転の際に気になる点はバッチリだ。

ルーテシアの詳細は下記の記事で過去に取り上げているので、気になる方はこちらを参照。

途中で立ち寄ったSA・PA

横浜から松山に到着するまで、立ち寄ったSA・PAは17箇所。各SA・PAにどんなお店があったかは、おいおい別記事にて紹介する予定。なのでここでは、ほんのさわりだけご紹介。

―― 海老名SA 下り
海老名はやっぱりメロンパン。この他にも屋台系のグルメも充実している。 [写真タップで拡大]

―― 清水PA 下り
アパレルショップなど、こだわり店舗が軒を連ねる清水PA。ミチドンキもありカー用品が充実。 [写真タップで拡大]

―― 岡崎SA
岡崎SAは上りと下り一体型。下り側はフクロウ、上り側は東海道の宿場町風。規模も大きく楽しめる。 [写真タップで拡大]

―― 土山SA 下り
人気のステーキ店が入っているので、ご飯どきに立ち寄るのがおすすめだ。 [写真タップで拡大]

―― 淡路SA 下り
展望デッキからの眺めが素晴らしいSA。淡路牛が当たる肉ガチャもあるので、お土産にぜひ。 [写真タップで拡大]

―― 津田の松原SA 下り
うどんやラーメンなどお食事メニューが充実。クレミアが楽しめるのは嬉しいポイント。 [写真タップで拡大]

忖度なし!ルーテシアのココがいい!

関東から四国まで、ルーテシアを運転した編集部員。さまざまな車に試乗することがライフワークとなっている人間が、ルーテシアで長距離を走った感想がこちら。

「乗ってすぐに驚いたのは、コンパクトカーとは思えないゆとりのある室内空間と、座り心地の良い高級感のあるレザーシート。走行時の静粛性の高さも相まって、2日間で計800kmも走ったのに、全然疲れなかったことなどを考えると『本当にいいクルマだなぁ』という印象。今回は2人で交互に運転していたので、おおよそ半分は助手席に乗っていたが、もちろん快適な乗り心地だった。

コンパクトカーなのにどっしりと安定した走りは、高速道路でも安心感を与えてくれた。燃費重視の走行だったため、加速感などは味わえなかったが、それは次の機会の楽しみにしたいと思う。デザインも走りも燃費も良い、市街地での取り回しも良いコンパクトカーとして、その魅力は十分に体験できた。」

また、車業界での仕事を始めてまだ日が浅い編集部員はこんなところが気に入った。

「まだ4、5種類の国産車しか乗ったことがないので、運転のしやすさや走行性能の明確な違いをうまく感じ取れないんですが、乗っていて全然疲れなかったことはハッキリとわかりました。身体が大きいのでちょっと窮屈かなと心配していたんですが、全くそんなことはなく、長時間運転しても肩や腰が痛くならなかったので良かったです。

あと輸入車ってやっぱりオシャレで、乗っていて気分が上がりますよね。これは勝手なイメージですけど、ルノーの車に乗る人ってオシャレやこだわりを、ちょうど良いバランスで持ってる人が多い気がします。ルーテシアやカングーを街で見かけると、大抵乗ってる人もいい雰囲気なんですよ。個性の強さがすごくちょうど良くてカッコいい。ルノーの車がそう感じさせてくれる部分は確かにあると思うんです。」

余裕で約800kmを無給油走破!気になる燃費は?

SA・PAに立ち寄りながら&荷物も積み込んでの走行だったので、本当に無給油で完走できるのか不安だった編集部員だが、そんな心配はよそにルーテシアは燃費の面でも本当に優秀で、無事にゴールである松山の「萬翠荘」に到着することができた。

気になる燃費の詳細だが、100kmを走行するのに約3.7Lのガソリンを使用したという結果。我々に馴染みのある表現にすると、リッター約27kmという燃費計算になる。普段はリッター約15kmのミニバンに乗っている筆者からすると、驚きの燃費の良さだった(ちなみにリッター15kmでは横浜~松山の無給油走行は難しい。行けて兵庫か徳島くらいまでだろう)。

さらに言うと、ゴールした時点ではまだ余裕があり、あと100kmは走行できると表示されていた。「輸入車は燃費が悪い」なんてとんでもない。それは遥か昔の誤ったイメージだということを、ルーテシアが証明してくれた。

まずは試乗してみてくださいホントに!

ラグジュアリーなデザインに優れた走行性能、長時間運転しても快適な乗り心地、そして優秀な燃費性能。オシャレな輸入車が選択肢に入るドライバーには、是非ともルーテシアを検討してもらいたい。可能であれば、試乗もしてもらいたい。

「すごいなルノー!すごいなルーテシア!」こんな言葉が頭の中を反芻していた本稿筆者の気持ちを、きっと理解してもらえるはずだ。

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