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トラブルで首位陥落のオジエ「午前中は良い展開だったが…」/WRC第5戦トルコ デイ2後コメント

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トラブルで首位陥落のオジエ「午前中は良い展開だったが…」/WRC第5戦トルコ デイ2後コメント

 WRC世界ラリー選手権第5戦トルコは9月19日、競技2日目・デイ2のSS3~8が行われ、前日2番手につけていたティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が総合首位に立った。トップから33秒2遅れの総合2番手はセバスチャン・ローブ(ヒュンダイi20クーペWRC)、“もうひとりのセブ”トヨタのセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)が同タイムで総合3番手につけている。そんなラリー・トルコの2日目を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合6番手
「今日についてはとても満足しているよ。順調にドライブできたし、タイヤマネジメントもうまくいったと思う。激しくプッシュしつつも、タイヤを労って使うことができ、午後には良いタイムを出すことができたよ」

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「でも最後のふたつのステージでは、かなりの土埃がクルマのなかに入り込んでしまった。サイドの小さなウインドウのひとつが開いてしまっていたんだ。そのせいで気が散ってしまった」

「明日のプランは、この調子を続けて1日をやり通すことだ。本当に過酷なステージがある。この週末でもっとも過酷と言えるだろう。だからしっかり目を見開いて、終わりまでにもっと速いタイムを確実に出していく必要がある」

●エサペッカ・ラッピ(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合7番手
「今日のラリーはとても暑くて厳しかった。マシンやタイヤ、そしてクルーにとっても負担が大きかったよ」

「早い出走順で走行するのは難しいものだが、順調な走行をしようとしていたし、あの種の道でのマシンについて、できる限りのことを学んだ」

「かなり多くのことを学び、午後は状況が良くなった。でも、まだやるべきことがさらにある。明日がどうなるか様子を見ることにしよう」

●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合8番手
「僕たちはステージが終わるごとに、かなりの数の変更をマシンに施していった。午後の長いステージでのタイムはかなり強力に思えたよ」

「しかし残念ながらパンクが起きてしまった。どこでかは確かではないのだけれど、パンクしたんだ。そして最後の2ステージではリヤタイヤは磨り減っていた」

「大きくスライドするから、かなり面白いことになったよ!(笑)」

「僕は最善を尽くそうとしているし、ステージごとに状況は良くなっているみたいだ。ラフなセクションでもとても調子が良い。そういうセクションこそ僕たちが明日取り組まなければならないところだ。自分たちに何ができるか見てみようじゃないか」

■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合首位
「午後は午前中よりもずっと良かった。セットアップのために多くの作業をした。2度目の走行ではマシンの調子にはるかに満足できたよ。特に過酷なセクションではね」

「求めていた状態を見つけたんだ。100パーセントではないけれど、良い方向に進んでいる。トップ争いをできるようにしてくれたチームの仕事にとても満足しているよ」

「明日はこのラリーのなかでも、もっとも過酷な日になるだろう。パンクとダメージを避けつつ、プッシュして速さをださなければならない。ベストを尽くすつもりだし、無事にやり通せることを願っているよ!」

●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイリタイア
「今日は報告するようなポジティブなことはあまりない。ステアリングの問題で最初のステージでリタイアを余儀なくされたからね」

「何の兆候もなく、突然起きたから何もできることがなかった」

「全体的に過酷なステージで、グリップがとても低く、掃除役も大分こなさなければならなかった。コンディションは特に厳しくはなかったが、ルーズだった」

「明日はふたたびラリーに戻って、パワーステージ(SS12)でポイントを取りに行くつもりだ。残念ながら他にはできることがないからね」

●セバスチャン・ローブ(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合2番手
「1回目の走行ではタイヤ選択が適切ではなく、多くのタイムを失ったので不満だった。全力を尽くすことを決意していたというのにね……」

「ありがたいことに午後は戦いに戻ることができた。タイヤに制限があったからステージ中盤ではセーブする必要があったが、それでもうまくやってのけたよ」

「全体的には総合2番手まで順位を戻すことができたが、明日どのような結果を達成できるか考えるのは、まだ早すぎる。まだ長い道のりが残されているからね」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合3番手
「2本のステージを制して首位に立つなど、午前中は良い展開だった。クルマの調子は良く、午後の再走ステージに向けてさらに改善するためのアイデアもあったのだが、残念ながら望んでいたような午後にはならなかった」

「ただ、それはモータースポーツの世界ではよく起こることだし、今晩はこの場所にいられることに満足している。もちろん、優勝争いに加わることができないのは悔しいが、それでも多くのポイントを獲得し、表彰台を狙うことができる位置につけている」

「今夜のうちにチームはマシンを修復し、明日はきっと良い形でラリーを終えることができるはずだ。まだ長いステージが残っているし、今日よりもコンディションはさらに厳しくなるかもしれないから、チャンスは残っていると思う」

●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合4番手
「午前中は上々だった。最初のステージの時点ですでにクルマの中はとても暑かったが、それでもすべて順調でクルマのフィーリング、リズムともに良かったと思う」

「午後は、厳しくなるだろうと覚悟して臨んだ。ロングステージのタイムはそれほど悪くなかったのだけど、タイヤの摩耗は予想以上だった」

「なぜそうなったのか調べる必要があるが、僕のタイヤマネージメントにも問題があったのかもしれない」

「その後の2本のステージではできる限りタイヤに気を使って走り、とても難しく感じた。とはいえ、チャンスはまだ残っていますし、明日のステージはかなり長く、難しいので、表彰台獲得は不可能ではないと思っている。自分のベストを尽くして戦うつもりだ」

●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合5番手
「午前中の路面は滑りやすく、まだクリーニングが必要なコンディションだったが、それでも悪くはなかったよ」

「午後は本当に大変で、最初の長いステージでパンクをしてしまった。路面はとても荒れていて、石も多かったため、どこでパンクをしたのかわからないが、続く2本のステージは慎重に走る必要があった」

「とはいえ、順位は悪くないし、明日もまた長い1日なのでチャンスはある。この順位を保つか、少し上げることができたとしたら、喜ぶべきだろう」

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