F1日本GPのフリー走行1回目、山本尚貴がトロロッソからF1公式セッションデビューを飾った。その内容について、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターや山本雅史マネージングディレクターは高く評価しているが、トロロッソのレギュラードライバーであるピエール・ガスリーやダニール・クビアトも、同様の感想を持ったようだ。
山本は、FP1で全ドライバー最多の30周を走り込んだ。最終的にタイムは17番手。走行プログラムやベストタイムを記録したタイヤこそ違うものの、16番手だったクビアトとは0.098秒差と僅差だった。
■初のFP1走行を終えた山本尚貴「憧れだったF1を身近に感じられた」
motorsport.comが、山本のパフォーマンスに対する評価を訊くと、クビアトは次のように述べた。
「彼はとても良い仕事をしたと思う。言うまでもなく彼の地元なので、ここの走り方をよく知っている。僕は彼にピットボックスから出る時に左に曲がるように言ったんだけど、彼はそうしなかったんだよ!」
「僕たちはタイヤに関してかなり違うプログラムで走っていたので、判断は難しい。でも彼は、特にこの鈴鹿でのレーシングカーの走らせ方をよく分かっているように見えた。それに彼はナイスガイなんだ」
2017年のスーパーフォーミュラで山本とチームメイトだったガスリー。FP1では自身のマシンを山本に託す形となった。
ガスリーは台風の影響でFP3がキャンセルされた中、FP1を走れなかったことは”素晴らしいことではない”と認めたものの、山本がF1デビューを飾ったことについて、次のようにコメントした。
「日本では“鈴鹿マイスター”と呼ばれているからね。彼がここで速いことは知っている」
「彼は、2017年に(スーパーフォーミュラで)僕をたくさん助けてくれたんだ。どれだけナイスで、どれだけF1にトライしたかったかを知っていた」
「セッションの後、彼に楽しめたか? と訊いてみたら、彼は『パワーがすごかった!』って言っていたよ。彼が本当に楽しんでいたのが分かったし、それが大事だ」
「それに彼は本当に上手くやっていた。僕たちは予定していたほぼ全て(のデータ)を得ることができたんだ」
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