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再起動・(改めて)旧い2馬力じどうしゃ「シトロエン 2CV」との生活とは?

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再起動・(改めて)旧い2馬力じどうしゃ「シトロエン 2CV」との生活とは?

運営元:外車王SOKEN
著者 :まつばらあつし

現代のスポーツカーが速くなりすぎた結果、「絶対的な速さはなくとも楽しく走る」という需要も生まれた

外車王SOKEN読者のミナサマ、おはようございます(←ギョーカイっぽいあいさつ)。



ワタクシ、まつばらあつし拝、戻ってまいりました。



■再起動であります!

と、いっても「ダレだよ?」と思う方が多いかと思いますが、実はこの「外車王SOKEN」の前身の「カレントライフ」時代に、イタ・フラ車中心の記事をいくつか寄稿しておりまして・・・。



まあ、イロイロあって、しばらくお休みしていたのでありますが、この度めでたく「出戻り」してきたというワケでございます。かっこよくいえば「再起動」っすね。



そんなワタクシではありますが、出戻り前とあいも変わらず、おフランスの「新車状態なのにスデにポンコツ」呼ばわりされていた「シトロエン 2CV」との生活を中心に、クルマに関してのイロイロを書いて(あるいは描いて)行こうと思っております。



改めてヨロシクお願いいたします。



■簡単な自己紹介

さて、そんなわけで出戻り第一弾は、簡単な自己紹介から。



ワタクシまつばらは、いくつかの仕事を持っております。



1:イラストレーター
2:ライター
3:アニメーション制作&演出絵コンテなど
4:映像撮影&編集
5:ガッコの先生



というのが現在の肩書き。なんでこんなイロイロやってんの?と訊かれたら、どれもあまりモーからないので、イロイロやるんす。というのがその答え。



とりあえず、なんかやってみようというか、下手な鉄砲数うちゃ当たるというか、手当たり次第ガチャ押しチャレンジ、的なものと思ってもらえばいいかと思います。



あ、クルマの話でしたね、クルマ。



■クルマのはなし

ワタクシのクルマ遍歴は今後少しづつ述べてゆくとして、現在は1989年式の西武自動車で販売されてたシトロエン2CVを、日々の足として暮らしております。



このシトロエン2CV、我が国ニホンではさまざまな呼び方がされますね。「ドゥ・シ・ヴォー」とか「ツー・シー・ブイ」とか「ニ・シー・ブイ」とか「2馬力」とか。



正直呼び方なんてのはあまりこだわらないので、ワタクシは普段「2馬力」なんていってますが、実際には「21kw/5750rpm」本国フランス馬力では「3CV」ということになっておりますカタログデータ。



ソレでも日本の、ソレも東京都内であれば交通の流れに乗って走ることはまったく可能だし、なんなら首都高だって東名高速だって、中央高速で坂道も(登坂車線使って)登ってゆくことも無問題。



・・・ので、普段使いにはまったく問題がありません。単に夏は超暑く・冬は超寒いだけで。



もちろん、あちこちからぎしぎしとか、がたがたとか、なんかいろんな音がしますが、まあ、音がするだけなのでオッケー。



よくお金かかるんでしょ?とかいわれますけど、燃費だってリッター11km~13kmは走るし、車検は当たり前だけど国産車とそれほど変わらない金額。



なんたって世界各国で売られていたタフな農民車。探せば安いパーツは見つかるもんです。フランスが元宗主国だった東南アジアの国や埼玉県のF市とか、ローカルなネットワークで出てきたり。



正直トヨタの新車を買って維持するよりは遥かに安いもんです。まあ、13年オーバーのロートル車なので税金はなんか高いっすけどね・・・・。



とまあ、金はそれほどかからんけど手間はかかるし、運転も体力勝負!みたいなところはありますが、維持してふつーに乗って使う分には、あまり困ることはない・・・かな、という感じなのです。ふふっ。



何よりも佇まいがよござんしょう?



街中でも墓場でも、丸い目玉でいかにも安そうなブリキのカタマリなのに、どこにいても何となくフォトジェニックというか、趣がありますねよね。ね?



だいたいそこらに置いておくと、老人と子供と外国の観光客にウケが良いです。



写真撮られたり指差して笑われたり、いずれにせよみんななんとなく「にっこり」してしまう愛嬌が、コイツの取り柄なのです。



ただ、あるスジのマニアックな方々には「クラリスのあのクルマ」という印象が強いようで・・・。



以前築地あたりの路上パーキングに停めていたら、そのスジの方々が写真撮ってて、会話の切れ切れに「カリオストロ・・」とか「クラリス・・」とかいう単語が聞こえてきて、そこにオイラみたいなヒゲのおっさんがクルマ乗り込んだら、彼らきっと「あんなヒゲのおっさんが乗るクルマじゃねえ・・」とか言われそうだし、夢壊しそう(笑)。



なので、彼らが去るまでさりげなくウロウロしてた、という経験はあります。



■というわけで、改めてこれからヨロシクです!

と、クルマじまんはこのくらいにして、結構長い間2CVと暮らしてきて、少しずつ近代化(笑)というか、モディファイというか、もちろんプロではないので誰でも簡単にできる「工作」レベルでのお話ではありますが。



いろいろ手を入れたりしたお話や、もちろん他のイタ・フラ系の車のお話、取材して得た情報など、楽しみながら数センチメートル程度役に立つ情報をブッ込んでお届けしようかと思っております。



こんな感じの文章ではありますが、しばしお付き合いいただけるとメルシーボクーであります。



ではまた!(←クラシックカー・ディーラーズのマイク・ブリューワーさんの声で再生)



●まつばらあつし(Atsushi Matsubara)
・東京右半分生まれ
・お絵かき屋さん&文字書き屋さん・ときどきガッコの先生



[ライター/まつばらあつし]



 

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みんなのコメント

5件
  • 『2CV』がフランスでの生産を止めると聞いて、最終生産に近い個体を新車で買った友人は、昭和63年からずっといまだに持っている。

    その車の凄いところは、何と「クーラー」が付いているところ!

    なんでも転勤で大阪にいたころ、東大阪の『カワハラカーショップ』に掛け合って特注で作ってもらったのだとか(その後、そのショップがそれを製品化し売り出したそうで、だから今、もし2CVにクーラーが付いている個体があったら、まさしく自分の車がドナーとなった物だろうとのこと)。

    「当初は2CVにクーラーなんて邪道も邪道で、参加した2CVクラブでも賛否あり、どちらかと言うと眉をひそめる方が多かったが、いまだにこの車を持ち続けていられるのは夏にクーラーがあるからにほかならないんで、自分的には正解だった」という彼には、34年間所有と言う実績がある以上、全てオリジナル以外は認めないという考え方はどうなんだろうという気もしてくる。
  • チャールストンに乗っていたがエアコンが無い以外はいたって普通に使える旧車だった。高速道路も100km/h巡航出来るし長距離ドライブにも使った。ブレーキもフィアット500よりは効く。この車で軽さってのは正義だなと思った。
    ただし衝突安全云々言う人には向かない。外板はペラペラだからね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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