豪雨災害によって中止となった2023年のF1エミリア・ロマーニャGP。プロモーターであるフォーミュラ・イモラは、イタリアのASNやF1と合意し、トップ3トロフィーとコンストラクター用トロフィーなどをチャリティオークションに出品した。集まった24万7,171ポンド(約4,370万円)は、豪雨災害の救済基金へ寄付された。
このチャリティオークションには、トロフィーと併せて、ピレリがポールポジションアワード用のミニタイヤ、フェッラーリ・トレントが表彰台で使用されるスパークリングワインのボトルを出品した。
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オークションにかけられた全アイテムには現役F1ドライバー20名のサインがスペインGPの際に入れられ、トロフィーにはチーム代表10名のサインも記されている。
オークションはF1のパートナーであるメメント・エクスクルーシブが運営。売上金はエミリア・ロマーニャ州の地域安全・市民保護庁へ寄付された。
贈り先がなくなってしまったトロフィーではあるものの、ファンやコレクターにとっては現代の本物のF1トロフィーを手に入れることができる、唯一無二の機会となった。
トロフィーには1980年から2022年までのイモラ・サーキットを舞台にしたグランプリのウィナーの名前が刻まれている。ネルソン・ピケやディディエ・ピローニ、パトリック・タンベイ、アラン・プロスト、エリオ・デ・アンジェリス、アイルトン・セナ、ナイジェル・マンセル、ミハエル・シューマッハーなど錚々たる面々の名が連なっており、歴史的要素も兼ね備えている。
オークションでの落札最高額は、優勝したチームに贈られるコンストラクターズトロフィーの7万1275ポンド(約1,260万円)。ドライバーの優勝トロフィーは6万100ポンド(約1,060万円)だったが、ピレリのポールポジションアワード用ミニタイヤは4万745ポンド(約720万円)の値がつき、2位トロフィーの3万7,325ポンド(約660万円)や3位トロフィーの3万2,050ポンド(約560万円)を上回った。また、フェッラーリのスパークリングワインは1万1,175ポンド(約200万円)となった。
今回のオークションに関して、ピレリのF1担当責任者であるマリオ・イゾラは次のように語っている。
「今回もF1コミュニティは素晴らしい寛大さを示し、このオークションを通じてエミリア・ロマーニャ州の豪雨による被害に苦しむ人々に寄付されるお金を集めた」
「この被害の影響は今後も長く、地元の人々に重くのしかかるだろう。どんな支援でも、たとえ小さなモノでも助けになる。我々が貢献できたことを嬉しく思う」
またメメントのバリー・ゴフCEOは次のように語る。
「エミリア・ロマーニャ州の地域安全・市民保護庁を支援し、彼らの価値ある活動に寄付される、驚くほどの金額を集められたことを嬉しく思っている」
「これらのアイテムは全て“一生に一度”のモノであり、そこから24万7,171ポンドを集めたことは素晴らしいことだ」
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