2025年までに内燃機関車を廃止
text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)
【画像】eトロン、モデル3、ID.3、リーフ【ノルウェーで人気のEVを写真で見る】 全160枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
ノルウェーは、新車販売台数の過半数が電気自動車(EV)である世界初の国となった。
2020年にノルウェーで販売された全新車のうち54.3%が完全EVとなり、2019年の42.1%から大きく増加。一国の新車販売台数の50%以上をEVが占めるのは初めてのことだ。
欧州全体を見るとわずか4%で、英国では6.6%にとどまる。北欧ノルウェーのEV販売台数は現在、欧州全体の10%以上を占めている。
ノルウェーではフォルクスワーゲン・グループのEVが多く売れており、アウディのeトロンとeトロン・スポーツバックが最も人気があった。新車販売台数14万1412台のうちEVは7万6789台で、アウディの両モデルが9227台と、10分の1以上を占めた。
フォルクスワーゲンのEVハッチバックID.3は、9月に発売されたばかりにもかかわらず7754台を販売し、テスラ・モデル3(販売台数7770台)に次ぐ3位となった。4位は日産リーフ(同5221台)。
ノルウェーでEVの人気が急速に高まっているのは、2025年までに内燃機関車の販売を廃止する最初の国になるという目標の一環として、ゼロ・エミッション車への手厚い減税のおかげである。
ノルウェー道路交通情報評議会(OFV)のオイヴィン・トールセンCEOは記者会見で、ノルウェーは「2025年の目標達成に向けて確実に軌道に乗っている」と述べた。
2020年、英国では10万8205台の完全EVが登録された。これは全新車販売台数の6.6%にすぎないが、2019年の1.6%、3万7850台を大きく上回っている。
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みんなのコメント
とは言え、新車販売の過半数がEVというのは凄い。
先日の上越・北陸大雪ではアンチEV派が殊更にリスク煽ってたけど、ノルウェーと言えば正に極寒・積雪・辺鄙の三拍子という環境なのだから、尚更。
因みに、国民的な最量販車種がアウディeトロンというのは違和感しかないのだが、その背景やカラクリについては知りたいところ。
この国は自動車製造業に対して忖度しなくて済むから、切り替えが早いのかも知れない。
寒冷国での実証が出来る意味で面白い。
出来ない探ししている国とは大違いだが、記事にするならその国で発生しているであろう問題や事故事例なども調査してほしいものだ。