F1アメリカGPを開催中のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)は、ドライバーたちから厳しい批判意見が集中したバンプに対処するため、この冬閉鎖し改修作業に取り組むという。
COTAのバンプは、今年の4月に行われたMotoGPの際にも問題となった。しかしF1の際にも問題となり、前述の通り批判が殺到することとなった。
この応急処置として、金曜日の夜にバンプを削る作業が行われ、土曜日の夜にもさらなる作業が計画された。
しかしながら本格的な作業は、12月から始まることになるようだ、その際には、コースの下に埋められているパイプを除去する、大規模な掘削作業が行われるという。
「スタッフが夜通し働いた。今夜(土曜日の夜)にも、ピットアウトエリアで再び作業する予定だ」
COTAの代表であるボビー・エプスタインは、motorsport.comに対してそう語った。
「巨大なグラインダー(研磨機)を用意した。我々のスタッフにとっては簡単なことではない。この週末、スタッフはかなり懸命に働いており、その業務にすでに多くの時間を費やしている。そうでなければ、それほど大きな負担にはならないだろう」
「問題を根本的に解決するために、12月のほとんどと1月の半分はサーキットをクローズにする予定だ。昨年、MotoGPを行う前にいくらかの修復を行ったので、全てのエリアで作業をしなければならないというわけではない」
「確かに、バックストレート全体、ピットアウトの地点とターン1の一部、ターン9とターン18~19の直前にバンプがある。それはかなり広範囲だ」
エプスタインは今回の問題について、大雨と共に4年前に発生したパイプ周辺の損傷に起因する可能性があると指摘する。
「コースを敷くために、深さ9フィート(約2.7m)程度で掘削し、特別な土壌を持ち込んだ。しかし明らかに、2015年に起きた洪水は、とても深刻な波打ちを引き起こした」
「パイプの周りの土が流れ出てしまった。コースの下にはパイプがあり、2015年の際には水がそのパイプを伝ってしまった。パイプの内部だけじゃなく、その周囲もそうだった。その水の流れが侵食を引き起こし、隙間が残ってしまった。そして波打ちと縮小の原因となったんだ」
「それが問題であることは分かっていたし、大規模な修復作業が予定されていた。しかし、今回のようにF1マシンに影響を及ぼすとは思わなかった」
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