外観はさりげないクロスオーバールック。新型は各部の改良で商品性アップ
VWの上級モデル『パサート』シリーズが、内外装の一部リファインやパワーパックの仕様変更、ADASの機能向上を主な内容とする改良で商品性を高めた。シリーズ唯一の4WDモデルであるオールトラックも、シリーズ共通のアップデートが施されフレッシュさを増した。
「最新モデル試乗」スタイルを楽しむワゴン。VWアルテオン・シューティングブレークが提案する美しい生活
オールトラックは、TDI4モーションとTDI4モーションアドバンスの2グレード構成。試乗車は後者。ナパレザーを用いたベンチレーション機能付きのフロントシートや電子制御式の可変減衰力ダンパー(DCCS)をはじめ、18inタイヤ、ヘッドアップディスプレイを標準装備とする上級グレードである。
外観は、さりげないクロスオーバールック。新しい字体によるVWロゴを除けば以前と大きくは変わらない。フェンダーアーチ・エクステンションや大径シューズでSUV調に仕立てられている。ボディサイズは全長×全幅×全高4785×1855×1535mm。全長と全幅はマツダ6(同4805×1840mm)に近く、日本でも取り回しに困る心配はない。
インテリアは広く快適。特徴だったダッシュボード中央のアナログ時計が姿を消し、空調コントロール系のデザインが変更を受けるなど、「どこか新しいな」という雰囲気が伝わる。
ターボ付きの2ℓ4気筒ディーゼル(190ps/400Nm)は従来からのキャリーオーバー。組み合わされるDCTは、6速から7速仕様へとアップデートが図られた。
走りはなかなか活発。新装備トラフィックアシストは便利だ!
ツボにはまったシーンで想像以上の快速ぶりを披露するのは、7速化によるギア比の変更や細分化の効果だろう。決定的なアドバンテージというわけではないが、7速化は、実用燃費の向上などにも反映されることになりそうだ。WLTCモード燃費は15km/リッター。ちなみに微低速シーンでの滑らかさは従来同様に素晴らしい。
実際にドライブすると、以前の渋滞時追従支援ディバイス”トラフィックアシスト”が、同一車線内の全車速運転支援デバイス”トラベルアシスト”へと進化したアドバンテージは大きいと感じた。何よりも、異例なほど簡単な操作性が、使い勝手面ですこぶる好印象を味わわせてくれる。
見た目に派手なリファインではないが、その商品性は確実に向上――それが、最新パサート各モデルに共通する印象。オールトラックも例外ではない。中でも4WDならではのオールラウンド性とワゴンボディのユーティリティ、そして快適装備が充実したTDI4モーション・アドバンスの完成度は高い。ユーザーの多様なライフスタイルをしっかりサポートしてくれる、良質な道具の代表、長く付き合えるパートナーである。
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みんなのコメント
あと、このアルミホイールのデザイン(安っぽくて派手)はクルマのキャラに合ってないなー