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苦悩の”5戦”から一躍復活。久々ポイント獲得のオコン「何が悪かったのかを見つけられたはず」

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苦悩の”5戦”から一躍復活。久々ポイント獲得のオコン「何が悪かったのかを見つけられたはず」

 アルピーヌのエステバン・オコンは、F1イギリスGPの決勝を9番グリッドからスタートし、9位でフィニッシュした。

 順位だけ見れば、ポジションを守った”だけ”のように見える。しかしオコンは、様々なことがあった大変なレースだったと語る。

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「確かに、レースでは多くのことが起きていた。紙の上で見るほど、簡単なレースではなかったと思う」

 オコンはそう語る。

「スタートはかなりトリッキーだったと思う。僕はセブ(セバスチャン・ベッテル/アストンマーチン)と接触し、フェルナンド(アロンソ/アルピーヌ)とは接触するのを避けた。セブとは、左側が激しくヒットし、フロントウイングにも触れた。そこからかなりのポジションを失うことになった」

「リスタートは素晴らしかった。その後はずっと、多くのマシンと戦った。終盤に向けてタイヤに苦労していたマシンがかなり多かったから、タイヤをマネジメントして生き残ることを目指した。その点では、本当にうまくできていると思う。そして2台のマシンが揃って、良いポイントを獲得することができた。かなりポジティブなことだと思う」

 ここ数戦、オコンはかなりの苦戦を強いられてきた。アゼルバイジャンGPから5戦連続でノーポイントのレースが続いてきたのだ。しかし今回はシャシーを変更し、久々にポイントを獲得することができた。ただオコン曰く、変更したのはシャシーだけではないという。

「とても重要だった。ポジティブなことだと思うし、今後もこれを続けていきたいと思う。一般的には、マシンから最大限の力を引き出すことができたと思う。先週、僕らが行なった全ての変更は素晴らしいモノだったのだろう。次のブダペスト(ハンガリーGP)で、より多くのポイントを争って戦うのが待ちきれない」

「僕らは抱えていた問題を解決することができた。僕らが行なったのは、シャシーの変更だけではない。バックグラウンドでは多くのことを行ない、変更された他のこともたくさんあったんだ。オーストリアGPの後、月曜日に何かを見つけた、そして、それが理由なのかと自問したんだ」

「今はとにかく気分が良い。マシンに投入するとすぐに、競争力を発揮した。実際にあるべき形にね。はるかに良くなっていた」

 これまで苦しめられていた問題を100%認識できたのかと尋ねられたオコンは、「そう確信している」と語った。

「直近の3レースを見ると、僕らはマシンがパフォーマンスすべき場所からは大きく外れたところにいたと思う。ガレージのもう一方(アロンソのマシン)よりもはるかに遅かった。でも今回は、本来争うべきQ3進出を狙うことができる場所にいたんだ。それが、僕らがこの週末にしたことだ」

「Q2の最初の走行では、トップ10に入ることができていた。2回目の走行では、アタックを始める前に多くのトラフィックに見舞われてしまった……それがなければ、Q3に進出できた可能性がある。でも、ここ数戦はそうじゃなかった」

「だから僕らは、何が悪かったのかを発見できたと確信している。うまくいけば、今年の序盤のように、ポイント獲得を続けることができる位置に戻れるはずだ」

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