伊マセラティは2024年2月29日(現地時間)、新世代4シーターオープンカーの新型グランカブリオ(GranCabrio)を発表した。
“The Others Just Travel(人生を彩る快適な旅)”をコンセプトに据えて企画した4シータークーペの新型グラントゥーリズモのオープントップバージョンとなる新型グランカブリオは、コクピットまわりを入念に強化したうえで、新設計の電動開閉式ソフトトップを装備。開閉はインストルメントパネル中央に配したタッチスクリーンによって操作でき、時速50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能。開閉時間は14秒ほどでこなす。また、トップ格納時の表面はコクピット周囲と統一感を持ってアレンジし、合わせて後席シートバックやラゲッジ部への干渉を最小限に抑えて、4名の乗員のための十分なスペースを確保。ソフトトップ自体は、5色のカラーバリエーションを設定する。ちなみに、グランカブリオの開発は先にデビューしたグラントゥーリズモと並行して行われたという。
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インテリアについては、マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)のマルチメディアシステムや最新のインフォテインメントシステム、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォートディスプレイ、アナログディスプレイのデジタルクロックなど、グラントゥーリズモと共通の先進装備を採用したうえで、ドライバーとパッセンジャーの首まわりを温める、3段階で温度調整が可能なネックウォーマーや、後部からの風の巻き込みを抑えるディフレクターなどを標準装備。また、オプションとして2名乗車時に使用できる折り畳み式のウインドストッパーを用意している。
パワートレインに関しては、最高出力542hpを発生する「トロフェオ(Trofeo)」ラインの3リットルV6ネットゥーノツインターボエンジンを搭載。トランスミッションには電子制御式8速ATを組み合わせて、後輪を駆動する。また、フォーミュラEで培った最先端の技術で開発された800ボルト技術をベースに、強力な永久磁石モーターを3基配して4輪を駆動する電気自動車の「フォルゴーレ(Folgore)」ラインも、本年後半に設定する予定だ。
なお、新型グランカブリオは日本にも導入予定。詳細は後日アナウンスするという。
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日本は2人乗りすら稀だし、4人乗り作ると言っても章男みたいに86コンバーチブル作る作る詐欺だし