予想外!? の2位でチームとしてはワンツーの結果に
2023年シーズンもMotoGPのMoto3クラスに参戦する佐々木歩夢選手(#71/ハスクバーナ)は、迎えた第18戦マレーシアGPの前戦、タイGPで他のライダーのマシントラブルが引き金となってアンラッキーな転倒を喫していました。現在、Moto3クラスのチャンピオン争いを展開中であり、タイGPを終えてランキング2番手。この転倒によりノーポイントでタイGPを終えたことで、ランキングトップのジャウメ・マシア選手(#5/ホンダ)との差は17ポイントとなりました。2023年シーズンは今回のマレーシアGPを含めて残り3戦です。チャンピオンシップにとって、1戦1戦が、より重要なレースになります。
【画像】【MotoGP第18戦マレーシアGP】Moto3クラスの佐々木歩夢選手を画像で見る(6枚)
佐々木選手は初日、土曜日と、確実にバイクのフィーリングを改善し、セッティングを詰めていきました。Q2から臨んだ予選は3番手。ただ、予選ではメカニックのミスにより予定とは違うスプロケットが装備されていたと言い、「たぶん2番手は可能だったと思うので、悔しい気持ちはあります。(ジャウメ・)マシアは少し抜けていますが、たぶんレースペースはそんなに変わらないと思うので、自分のレースをして、マシアと戦えるように頑張っていきたいと思います」と、MotoGP.comのインタビューで語っていました。
しかし、決勝レースで佐々木選手の今季初優勝を阻んだのは、チャンピオン争いのライバルであるマシア選手ではありませんでした。
常に表彰台圏内で周回を重ねていた佐々木選手は、トップで最終ラップに入ります。このとき、優勝争いは佐々木選手、マシア選手、そして佐々木選手のチームメイトであるコリン・ファイヤー選手(#95/ハスクバーナ)の3人にしぼられていました。
「最終ラップ、8コーナーを立ち上がったとき、テレビでコリンが2番手なのを見ていました。9コーナーで抜いてくるとは思わなかったんです」
チームメイトに抜かれたあと2位をキープしてゴールした佐々木選手は、そうレースを振り返りました。抜かれたのが「予想外」だったのには、どうやら理由があったようです。
「抜かれてからは、抜き返すことよりもマシアを抜かせないようにブロックすることで精いっぱいでした……チームのレース前のオーダーとは違うんですけどね」
少し納得のいかない様子をにじませながらも、「でも彼も初優勝を狙っていたので、何も言う事はできません」とコメントしていました。とはいえ、佐々木選手が2位、マシア選手が3位でゴールしたことで、ポイント差を13に縮めています。
「調子も悪くないし、最後の2戦、しっかりと優勝で終われるように頑張っていきたいと思います」
次戦第19戦カタールGPは11月17日から19日にかけて、カタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで行なわれます。2023年シーズンは、カタールGPを含めて残り2戦です。
■Moto3クラスとは……
Moto3クラスは4ストローク250cc単気筒エンジンのレーシングマシンで争われる。タイヤはダンロップのワンメイク。MotoGPクラス、Moto2クラス、Moto3クラスの中で参戦するライダーの年齢層が最も低く、Moto2クラス、MotoGPクラスへの昇格を目指す若いライダーたちがしのぎを削る。
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