BWTレーシングポイントF1チームの共同オーナーであるローレンス・ストロールは、新たにアストンマーティンのエグゼクティブチェアマンに就任したが、彼の役割にはこの伝説的な自動車メーカーをF1のトップチームにすることも含まれている。
アストンマーティン・ラゴンダは、月曜日に株主割当発行を完了した。これにより、危機にあった高級スポーツカーメーカーの同社には即時に5億6000万ポンド(約746億円)の現金がもたらされた。
メルセデスF1代表ウォルフがアストンマーティンの株主に 「移籍はない」とチームが明言
同社の新たな投資家には、ストロールがとりまとめているコンソーシアムのほかに、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフと、スイスの富豪エルネスト・ベルタレリがおり、それぞれ1%に満たない同社の株式を所有する予定だ。
「私はアストンマーティン・ラゴンダという偉大なイギリス企業のエグゼクティブチェアマンを務めることを心から嬉しく思っている」とストロールは月曜日に発表した声明で述べている。
「我々の誰もが経験したことのないような、世界的に最も深刻な問題を抱えた状況にあるなか、我々経営チームのエネルギーは、本来存在する当社とそのブランド、エンジニアリング、および明るい将来を構築する人々のスキルのために、捧げられることになるだろう」
「当社に向けた我々の野望は大きく、明確で、成功への決心に合致しているのだ」
「株主割当発行と、私およびコンソーシアムの共同出資者たちは、ビジネスにおける財政面の安定と自信を支えている」
「これから我々はエンジニアリングおよびマーケティングプログラムに集中することができる。それによりアストンマーティンは世界でも傑出した高級車ブランドのひとつになれるだろう」
新型コロナウイルス危機による突然の世界経済の下降によって、アストンマーティンの収益を向上させることはストロールと現在のチーフエグゼクティブのアンディ・パーマーにとって挑戦となるだろう。
しかしながら、ストロールはアストンマーティンを成功への道に戻そうと決意している。それはF1においても同じことで、レーシングポイントとの提携により、同社は1960年以来初めて、アストンマーティンの名前でレースを行うことになるのだ。
「これからの数カ月で、世界はCOVID-19のパンデミックから浮上し始めるだろう。我々はマーケティング活動を再活性化し、注文書を作り続けるだろう」
「2021年、アストンマーティンは60年以上ぶりに、高い競争力を備えたワークスチームとしてF1グリッドに並ぶ。それは我々のブランドを強化する卓越した世界的マーケティング基盤となり、世界中の顧客とパートナーを引き込んでいくだろう」
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