「ユーザーの要望だから」って本気？ アメ車がスーパースポーツでもOHVエンジンを採用する「単純明快」な理由

　ミッドシップ化したコルベットですらOHVは捨てなかった

　ついに、リヤミッドシップになったGMシボレーコルベット。だが、搭載されるエンジンはアメリカンなOHV（オーバー・ヘッド・バルブ）方式を継承している。

　いまや、OHVを主流とする乗用車は、グローバルで大型のアメ車だけになったといってよい状況だ。なぜ、そうなってしまったのだろうか？

　一般的に、OHVはSOHCやDOHCと比べると、構造が比較的シンプルで耐久性が高く、そのため製造コストやメインテナンスコストが比較的低く済む、といったメリットを挙げる人が多いと思う。

Comments

ライターの解説のレベルが今一なので、補足させていただきます。
OHVはシリンダーヘッドがコンパクトになり、それに伴い低重心になるのです。
7リッターのv8でも、DOHC3リッターV6よりコンパクトです。
よって後輪駆動のマッスルカーは、実際フロントミッドシップのようなエンジン搭載位置になっているのです。
ただシンプルだけで採用しているわけではありません。

農業をしていますが、農機のエンジンはOHVが主流。高回転でブン回さないし、一定の回転数で動かしているので耐久性も高いのでしょうが、OHVにマイナスイメージはないです。サニトラもOHVですし。