2023年のファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSは、8月17~19日に岡山国際サーキットで開催された第5ラウンドで、日本での4ラウンドが幕を閉じることになった。この4ラウンドに参戦する日本人ドライバー/チームで争われた『ファナテック・ジャパンカップ』のGT3の総合チャンピオン、プロ-アマクラスチャンピオンは、ポルシェセンター岡崎の16号車ポルシェ911 GT3 Rをドライブした永井宏明/上村優太が獲得しており、ふたりに喜びの声を聞いた。
スーパーGTなど他シリーズでも活躍している永井と上村は、今季ポルシェセンター岡崎の16号車をドライブし、日本での4ラウンドに加え、第1ラウンドのタイ、第6ラウンドのマレーシアにも参戦するなど、シリーズで戦ってきた。
好走で2位獲得も「日本のレースとは全然運転手のレベルが違う」。上村優太が見たGTWCアジアの“世界”
今季はもてぎでの第3ラウンドでシリーズを優位に運ぶと、Dステーション・レーシングの星野敏/藤井誠暢組にリードを保ち第5ラウンドの岡山に乗り込んだが、第5ラウンドのレース2終盤でDステーションがペナルティを受け後退。ポルシェセンター岡崎の永井/上村組がタイトルを手中に収めた。
チームはGTワールドチャレンジ・アジアに長年挑戦を続けており、ジャパンカップのチャンピオンは「シリーズにずっと出てきていましたし、欲しかったタイトル」だというのは永井だ。
「今シーズンは新型のタイプ992を投入しましたが、序盤はなかなかクルマの理解も進んでいなかったので苦労していました。でも、セットアップも進むにつれて手ごたえも出てきましたし、それとともにランキングも上がったので良かったです」と今シーズンを振り返った。
永井は「岡山ではみんなで『タイトルを獲ろう』と意気込んでいたので嬉しいですよ。やはり日本でいちばん……というタイトルですし、今後も残るものですからね」と今季のチャンピオンを喜んだ。
そしてチームメイトの上村にとっても、このタイトルは欲しかったものだった。「何よりも2019年から永井さんにお世話になっていて、その中で初めて獲れたチャンピオンなんです。そこがいちばん嬉しいです」と上村は語った。
今シーズンのGTワールドチャレンジ・アジアは、昨年よりもさらに海外からメーカーのワークスドライバーが多数参戦。シリーズのレベルが上がっており、「海外のワークスドライバーのなかで揉まれて自分のレベルも上がりました」と上村は手ごたえを語っている。
そして、ふたりがジャパンカップというタイトルの次に目指すのは、シリーズ全体のチャンピオンとだ。「今回ジャパンカップのチャンピオンを獲ることができたので、次の目標はアジアナンバーワンだと思っています」と上村は語った。チームがシリーズで参戦している理由もそのためだ。
「今季はランキング7位ですが、もっともっと上を目指していきたいですね」
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