現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「ランクル」先行発売! 新たな4Lエンジン仕様を設定! 価格約694万円から中東で最速納車へ

ここから本文です

トヨタ新型「ランクル」先行発売! 新たな4Lエンジン仕様を設定! 価格約694万円から中東で最速納車へ

掲載 更新 49
トヨタ新型「ランクル」先行発売! 新たな4Lエンジン仕様を設定! 価格約694万円から中東で最速納車へ

■トヨタ新型「ランドクルーザー」発売! 中東で約694万円から

 2021年6月10日に世界初公開されたトヨタの新型「ランドクルーザー(300系)」(以下300系)ですが、オンライン発表の発信地となったトヨタの中東法人(トヨタUAE)から発売されています。

トヨタ新型「ランクルプラド」がターボ強化で200馬力超え! より力強いディーゼル四駆に

 また、6月24日には最初の顧客50人に対しての納車イベントをドバイでおこなったことをトヨタUAEはSNSにて明かしています。

 すでに、内外装デザインやある程度のスペック、機能などは明らかにされていますが、トヨタ中東から発売される300系はどのような仕様なのでしょうか。

 ランドクルーザーシリーズは、世界170の国や地域で累計約1040万台かつ年間30万台を販売するトヨタを代表するモデルです。

 300系のエクステリアデザインは、ランドクルーザーシリーズのヘリテージを継承。オフロード走行時のダメージを受けにくいライト類の配置やバンパーデザインなど機能美を追求しているものの、ボディサイズやディパーチャーアングル&アプローチアングルは200系を踏襲しています。

 また、300系ではオンロードを走行するメッキ調水平グリルが存在感を示すフロントデザインのモデル。

 砂漠の悪路を走破してオフロード性能を表現したGRバッチ装着モデルの2種類が明かされているため、グレードや仕様によってデザインが異なると見られます。

 パワートレインは、新開発の3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジン(最高出力415馬力)と、3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルンエンジン(最高出力309馬力)のそれぞれに新開発の10速ATを設定。

 また、一部地域にはV型6気筒自然吸気ガソリンエンジン(6AT)仕様も存在するとしています。

 これらを念頭に300系は、ランドクルーザーシリーズの本質を守る礎であるフレーム構造を踏襲しながらも、TNGAに基づく新GA-Fプラットフォームを採用しています。

 そのほか、軽量化・低重心化・高剛性化や重量配分。サスペンション構造の改善を実施して、走行テストを繰り返しおこなったことで、オンロード・オフロードの双方で快適なクルマとなりました。

 伝統の悪路走破性能を向上させるために「サスペンションの基本性能向上」、「世界初のE-KDSS採用による接地性向上」。

「ドライバー視点で障害物を可視化出来るマルチテレインモニターの採用」、「路面状況を自動で判断して走行モードを選択するマルチテレインセレクト」などの新技術を搭載するなど、あらゆる道を走破する信頼性は世界トップといえるレベルです。

 そうしたなかで、先行して300系が発売されたトヨタUAEでは、2種類のパワートレインに各3グレードが設定されています。

 ひとつは、オンライン発売でスペックが公開された3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジン(最高出力415馬力)に10速ATを組み合わせた仕様です。

 ふたつめは、オンライン発表で存在がほのめかされていた4リッターV型6気筒自然吸気ガソリンエンジン(最高出力275馬力)と6速ATを組み合わせた仕様となります。

 なお、トヨタUAEでは現時点で前述のディーゼル車やGRスポーツは設定されていません。

 グレードでは、18インチホイールやオフロードバンパーなどを採用した「EXR」、20インチホイールやエアロキットを採用した「GXR」、メッキ加飾やプレミアムレザーシート、JBL製14スピーカーを採用した「VXR」とわかれており、UAE仕様のボディサイズは、全長5115-5145mm×全幅1980mm×全高1890-1920mmとなっています。

 それぞれの価格は、4リッターガソリン車が22万9900AEDから28万9900(約694万円から約875万円)、3.5リッター車が29万7900AEDから35万4900(約899万円から約1071万円)です。

※ ※ ※

 世界中が待望していた300系ですが、まずは需要が高い中東市場から導入されました。

 そのほかの国や地域に関しては、2021年夏以降に世界各地で発売する予定です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
motorsport.com 日本版
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
THE EV TIMES
世界最高峰のラリーストが日本に集結した! ラリージャパンのオープニングは2台同時走行のSSバトル!!
世界最高峰のラリーストが日本に集結した! ラリージャパンのオープニングは2台同時走行のSSバトル!!
WEB CARTOP
マツダが「超凄いロードスター」公開! 2Lで200馬力×幌仕様で登場!? こだわり“リアスポイラー”にも注目!? 限定で明かされた内容とは
マツダが「超凄いロードスター」公開! 2Lで200馬力×幌仕様で登場!? こだわり“リアスポイラー”にも注目!? 限定で明かされた内容とは
くるまのニュース
スタイリッシュでカッコイイ! アキュラ「ADX」世界初公開  1.5リッターVTECターボを搭載する全長4.7mの高級コンパクトSUV
スタイリッシュでカッコイイ! アキュラ「ADX」世界初公開 1.5リッターVTECターボを搭載する全長4.7mの高級コンパクトSUV
VAGUE
2億年前の石材を使ったベントレー!? 「テクスチャー表現」に匠のワザ光る4台
2億年前の石材を使ったベントレー!? 「テクスチャー表現」に匠のワザ光る4台
レスポンス
SS12は“安全上の問題”でキャンセルに。SS11を終えた時点でトヨタ勝田貴元は総合3番手|WRCラリージャパンDAY3午前
SS12は“安全上の問題”でキャンセルに。SS11を終えた時点でトヨタ勝田貴元は総合3番手|WRCラリージャパンDAY3午前
motorsport.com 日本版
トヨタ大逆転か、ヒョンデ初の3冠か。勝田貴元が握る、タイトル防衛のカギ【ラリージャパンの見どころ】
トヨタ大逆転か、ヒョンデ初の3冠か。勝田貴元が握る、タイトル防衛のカギ【ラリージャパンの見どころ】
AUTOSPORT web
フェラーリ、予想通りタイヤのウォームアップに苦労。ルクレール「レースペースは良い。逆よりマシだ」
フェラーリ、予想通りタイヤのウォームアップに苦労。ルクレール「レースペースは良い。逆よりマシだ」
motorsport.com 日本版
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
バイクのニュース
スズキ「ジムニー」の“スライドドア仕様”を初公開!? アウトドア最強の「本格オフロード」モデル実車登場! めちゃゴツ顔の「エブニイ SPIEGEL」に反響続々!
スズキ「ジムニー」の“スライドドア仕様”を初公開!? アウトドア最強の「本格オフロード」モデル実車登場! めちゃゴツ顔の「エブニイ SPIEGEL」に反響続々!
くるまのニュース
フェラーリ代表、選手権争いに向け「自分たちの潜在能力に自信を持っている」ラスベガスでは好結果を残せると確信
フェラーリ代表、選手権争いに向け「自分たちの潜在能力に自信を持っている」ラスベガスでは好結果を残せると確信
AUTOSPORT web
アルファロメオ、日本初導入となる『ジュリア』左ハンドル車のカスタマイズプログラムを実施
アルファロメオ、日本初導入となる『ジュリア』左ハンドル車のカスタマイズプログラムを実施
AUTOSPORT web
【1970年代国産GTカーに思いを馳せて】光岡自動車からM55の市販バージョンが登場!
【1970年代国産GTカーに思いを馳せて】光岡自動車からM55の市販バージョンが登場!
AUTOCAR JAPAN
BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」、SUV版のテスト車両を生産開始
BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」、SUV版のテスト車両を生産開始
レスポンス
排気量アップで140馬力!? 軽枠超えのコペンが本気すぎ
排気量アップで140馬力!? 軽枠超えのコペンが本気すぎ
ベストカーWeb
[2000年]代[軽スポーツ]に注目!? 流通量豊富なスズキ[アルトターボRS]に中古で乗る!!
[2000年]代[軽スポーツ]に注目!? 流通量豊富なスズキ[アルトターボRS]に中古で乗る!!
ベストカーWeb
旧車ベンツW111型「220SE」をデイリーに楽しむ!「羽根ベン」と呼ばれる理由は当時の米国の流行に乗ったデザインにありました
旧車ベンツW111型「220SE」をデイリーに楽しむ!「羽根ベン」と呼ばれる理由は当時の米国の流行に乗ったデザインにありました
Auto Messe Web

みんなのコメント

49件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

577.8756.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

60.0460.0万円

中古車を検索
300の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

577.8756.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

60.0460.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村