Porsche Classic Communication Management (PCCM)
ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCCM)
ポルシェの旧型モデルでもナビの使用が可能に「ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム」が登場
ヒストリック・ポルシェにインフォテインメント・システムを
ポルシェからヒストリックモデルでも最新のデジタルデバイスを使用可能にする取り付けキットが発売された。新たに登場した「ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCCM)」は、デジタルデバイスと無縁の旧型モデルにも最新システム使用の道を開いている。
このマネージメントシステムは「PCCM」と「PCCMプラス」という2つのバリエーションが開発され、センターコンソールの1-DIN規格と2-DIN規格のスペースに搭載することができる。どちらのインフォテインメント・システムも高解像度タッチスクリーンを備え、「DAB +」や「Apple CarPlay」などの最新機能、オンボードナビゲーションを提供。このPCCMは、ポルシェ・クラシックのオンラインショップか、ポルシェセンターからオーダーすることが可能だ。
2Dか3D表示によるナビゲーション機能を搭載
PCCMは、ポルシェ製ヒストリックスポーツカー向けに展開されていた「ラジオ・ナビゲーションシステム」をさらに発展させたものとなる。これまでのシステムと同様、何年にもわたりスポーツカーの標準サイズだった1-DINスロットに適合。2基の回転つまみ、6基のスイッチ、タッチセンサー式3.5インチディスプレイで操作する。
PCCMにはオンラインに対応したPOI(Point of Interest)検索機能を備えたナビゲーション機能を搭載。ルート指示は2Dか3Dビューのシンプルな矢印表現で実行される。対応するマップは別売りのSDカードによりダウンロードすることで使用が可能となり、こちらもポルシェ・クラシックのオンラインショップとポルシェセンターからオーダーできる。
また、PCCMはデジタルラジオの「DAB+」にも対応。DAB+は、DAB(Digital Audio Broadcast)に改良を加えたデジタルラジオの標準規格で、ドイツをはじめとするヨーロッパで採用されている。
待望の「Apple CarPlay」にも対応
今回、最大のトピックと言えるのが「Apple CarPlay」への対応だろう。iPhone 5以降のユーザーはアプリをダウンロードすることで、ドライブ中にも音楽の再生、ナビゲーション、通話などができるようになった。また、メディア再生はSDカード、USB、AUX端子、Bluetoothを介して行うことができる。
PCCMはブラックの表面仕上げやクラシックなノブ形状に加えてポルシェのロゴも入れられており、911のナローモデル、964や993といった後期空冷モデルのダッシュボードにピタリと調和。また、FR(928や944)やミッドシップモデル(914)にも対応している。
996やボクスターに搭載可能な「PCCMプラス」
1990年代に製造されたタイプ996とボクスター(986)には、すでにオプションで2-DIN規格の「ポルシェ・コミュニケーション・マネジーメント(PCM)」システムが搭載可能だった。これらのスポーツカー向けにも、ポルシェ・クラシックは「ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム・プラス(PCCMプラス)」を用意した。
PCCMプラスも、PCCMと同様にこの世代のスポーツカーの雰囲気にシームレスに統合することができる。また、アンプ、スピーカー、アンテナなどのすでに取り付けられているコンポーネント、メーターパネルのナビゲーションディスプレイも使用可能だ。
PCCM同様にタッチスクリーンとスイッチにより、現行ポルシェ・モデルと同じように直感的な操作が可能。様々な機能はPCCMと同様だが、こちらはApple CarPlayだけでなくGOOGLEの「Android Auto」にも対応している。
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みんなのコメント
社外ナビだと内装の雰囲気が、崩れる!