レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今季限りでF1引退を発表しているフェルナンド・アロンソが、来季レッドブルのドライバー候補になったことはないと語った。
今季限りで事実上のF1引退を宣言しているアロンソ。そのアロンソは、来季に関するオファーをレッドブルから受け取ったと主張している。しかしその一方で、レッドブル側はアロンソにオファーしたことを否定。両者は一時、舌戦のような状態になった。
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しかしフェルスタッペンは、レッドブルがアロンソに興味を持ったことはないのは明らかだと語った。レッドブルはチームにとってうまく機能するドライバーを探すのに専念していたと、フェルスタッペンは主張するのだ。
結局レッドブルは、来季ルノーの移籍することを決めたダニエル・リカルドの後任として、現トロロッソのピエール・ガスリーを起用することを決めた。その理由についてフェルスタッペンは、ガスリーとは過去に良好な関係を持っていたからだとも語った。
「アロンソは選択肢じゃなかった。僕はとにかく、そのことを知っている」
フェルスタッペンは、自身のスポンサーであるスーパーマーケット”ジャンボ”の開店イベントに出席した際に、そうメディアに対して語った。
「ピエールとはうまくやっていくことができると思う。彼ら(レッドブル)もそれについて見たんだと思う。チームをうまくやっていくにはどの人選がいいのか……レッドブルが最終的にピエールを選んだのは、そのためだ」
ガスリーは先日行われたシンガポールGPの際、来年レッドブルでフェルスタッペンと対峙することについて、緊張しているのではなく、興奮していると語った。
「僕はとても才能があり、素晴らしい結果を残しているマックスというドライバーの隣で戦うことになる。僕にとっては素晴らしいチャンスだ」
そうガスリーは語った。
「僕はそれが始まるのが待ちきれない。うまくいけば、僕らは来年、本当に競争力があるだろう。レッドブルはこの数年間、常に高い競争力を発揮してきたから、そのことについて疑いはない。来年は僕にとってかなりエキサイティングな時間になるはずだ」
2019年のレッドブルの可能性は、チームが来季から新たに組む、ホンダのパワーユニットの出来に大きく依存することになるだろう。しかしガスリーは、チームが良いマシンを生み出すだろうということを確信している。
「すべてのことが、どう機能するのかということを見なければいけない。でのレッドブルはセバスチャン(ベッテル)と共に、4回もチャンピオンを獲得している」
「レッドブルはここ数年、少しだけ苦労してきた。でも、シーズン中のある時点では、表彰台や勝利を争っていた。だからうまくいけば、来年もそれが続き、同じようなパフォーマンスを持つことができるだろう」
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