FIA F2選手権第8戦フィーチャーレースがオーストリアのレッドブルリンクで行なわれ、リチャード・フェルシュホー(VAR)が優勝。DAMSの岩佐歩夢が2位に入った。
土曜日に行なわれたスプリントレースは雨も絡み難しいレースとなったものの、このフィーチャーレースはドライコンディションでレースが行なわれた。
■フェルスタッペン圧勝も、1周目はペレスとの”チームメイト”対決に……レース後話し合ったふたり「もう問題ない」|F1オーストリアGPスプリント
ポールポジションはヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)。2番グリッドにポイントリーダーのフレデリック・ベスティ(プレマ)、3番手にランキング2番手のテオ・プルシェール(ARTグランプリ)が続いた。
ランキング3番手の岩佐歩夢は予選でトラックリミット違反があり、16番手と後方からの追い上げを狙うレースとなった。
40周のレースがスタートすると、抜群の蹴り出しを見せたベスティがホールショットを奪った。2番手にプルシェール、マルタンスは3番手でそれを追った。岩佐もは一気にジャンプアップを果たし、11番手でオープニングラップを終えた。
ベスティはファステストラップを連発し、DRSが使用可能となるまでにはプルシェールとの差を2秒ほどまで拡大。その後もペースよく後続との差を広げていった。
7周目からは、スーパーソフトタイヤを履いてスタートしたマシンがピット作業を開始。2番手のプルシェールは8周を終えたところでピットインしたのに対し、首位のベスティはその2周後にピットインした。
ソフトタイヤでスタートした岩佐は、前のマシンがバトルを繰り広げた隙に2台抜きを見せるなど、順調にポジションアップしていった。
スーパーソフトでスタートしたドライバーたちがピットインすると、首位はエンツォ・フィッティパルディ(カーリン)に。リチャード・フェルシュホー(VAR)、岩佐も3番手まで上がった。
一方、タイヤ交換を済ませた中でのトップであるベスティは戦略が異なるマシンをかき分け、26周目には岩佐の10秒後方の4番手につけた。
岩佐は27周を走りきったところでピットイン。するとまさにそのタイミングで、ピットアウト直後のルクレールがコースサイドでストップ。タイヤ交換時に右リヤタイヤの固定ができていなかったようで、走行中にタイヤが脱落してしまったのだ。
これでVSC(バーチャル・セーフティカー)が出され、その後SC(セーフティカー)に切り替えられた。
まだピット作業をしていなかったフィッティパルディとフェルシュホーはこのタイミングでピットへ。また、ソフトタイヤを履く一部のマシンもピットインし、タイヤをリフレッシュした。
これで首位はベスティ。ジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ・レーシング)、プルシェール、マルタンスが続く。その後ろには新しいスーパーソフトタイヤを履くフェルシュホーと岩佐が追い上げを目指す形となった。
レース再開は33周目。フェルシュホーと岩佐はリスタート直後にマルタンスを交わすと、さらに前のマシンを次々と攻略していった。しかしクシュ・マイニ(カンポス)がコース再度でマシンを止めたことでVSCが出され、追撃は一時中断を余儀なくされた。
36周目の途中でVSCが解除されると、岩佐までのトップ4は完全にひとかたまりといった状況に。フェルシュホーがドゥーハンやベスティにオーバーテイクをしかけるタイミングをうまく活用し、最小限のロスでポジションを上げた岩佐は、2番手でファイナルラップに突入した。
岩佐はDRSを使ってターン4でフェルシュホーに並びかけ果敢に優勝を狙うも、オーバーテイクはならず。11番手スタートのフェルシュホーが優勝、16番手スタートの岩佐が2位でチェッカーを受けた。
3位にはポイントリーダーのベスティ。盤石の態勢でレースを進めていたが、SCが逆風となった。レース中盤をリードしたフィッティパルディは、ピット作業で時間がかかったか、フェルシュホーや岩佐から少し遅れる形に。最終的に6位でのフィニッシュとなっている。
岩佐はランキング上位を争うライバルたちより前でフィニッシュし、ファステストラップの1ポイントも上乗せしたベスティとのポイント差を24、プルシェールとの差を4に縮めている。
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