12月21日、SROモータースポーツ・グループは、2022年のファナテックGTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイAWSのカレンダーを発表した。12月15日の時点で、2022年から日本で開催される4戦に対し『ジャパンカップ』をチャンピオンシップ内で行うことを発表していたが、鈴鹿、富士に次ぐサーキットとして、スポーツランドSUGO、岡山国際サーキットで開催されることが明らかにされた。
GTワールドチャレンジ・アジアは、SROがヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア等と同様に開催するシリーズで、アジアではGT3、GT4によってシリーズが争われてきた。ただ、2020年~2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響が強く、特に国をまたいでの必要となるアジアはシリーズが開催できていなかった。
GTワールドチャレンジ・アジアが2022年に『ジャパンカップ』を開催。鈴鹿、富士等で全4戦を開催
2022年に向けては、10月の段階で鈴鹿、富士、さらにタイ、中国、マレーシア等を含む暫定カレンダーが発表されていたが、2021年から開催されるジャパンカップの4ラウンドを含め、大きく変化した全6戦のカレンダーとなった。
まず開幕戦は、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット。アクセスも良く、東南アジアのチームにとっても、日本チームにとっても比較的馴染み深いコースだ。そして第2戦は、当初の暫定カレンダーどおり鈴鹿サーキットで開催される。これはジャパンカップの第1戦となる。1週間のインターバルで第3戦/ジャパンカップ第2戦の富士を開催する。
さらに第4戦/ジャパンカップ第3戦は宮城県のスポーツランドSUGO、そして第5戦/ジャパンカップ第4戦は岡山県の岡山国際サーキットで開催されることになった。これまでSRO規定のレースはあまり開催されてこなかったコースだけに、地元のファンにとっては嬉しいところだ。また、ジャパンカップとしては3ヶ月でのコンパクトな集中開催となる。
そして、GTワールドチャレンジ・アジアとしての最終戦の舞台には、インドネシアのマンダリカ・インターナショナル・サーキットが設定された。ロンボク島の常設型準市街地サーキットで新しいコースだが、すでにスーパーバイク世界選手権(SBK)を開催した実績をもつ。
既報のとおり、2022年から始動するジャパンカップには、プロ-アマ、アマのペアで、GT2、GT3、GT4の各車両が参加可能。さらにGTC(ランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオ/フェラーリ488チャレンジ/ポルシェカレラカップカー)、GTX(BMW M2 CSレーシング)が参加できる。なお、ジャパンカップに参加する全ドライバーがJAFのライセンスホルダーでなければならない。
「SROモータースポーツ・グループが最後にアジアでレースやチャンピオンシップを開催してから2年が経った。そのため、復活にあたって新鮮なアイデアとエキサイティングなカレンダーは必然だった。ジャパンカップに新しいクラスと3つのサーキットを迎えることは、まさにそれを実現するものだ」と語るのは、シリーズの共同ディレクターを務めるベンジャミン・フラナソビッキ。
「一方、日本国内のGT環境はエンデュランス・レースへと強く舵が切られている。そのため2本の60分レースから成るファナテックGTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイAWSの日本ラウンドは、これまでかなりのローカル・エントリーを惹きつけてきた」
「可能性をもつチームへの我々のリサーチとコンサルティングは、そうしたスプリントのチャンピオンシップへのたしかな要望を示す。ジャパンカップは、ヨーロッパでGT3とGT4がそうであったように、チームにとってオペレーションを広げるチャンスになると見ている。そして既存のマーケットと共存していきたいという考えの下に、GT2とGTCを受け入れることも自然な成り行きだろう」
「我々が導入するジャパンカップの要素だけでなく、SUGOや岡山の参加自体もレースカレンダーにある種の興奮とステータス、またミステリーの要素さえ与えてくれるだろう。そしてまったく新しいマンダリカも、アジアの選手権のスケジュールに値する、素晴らしい会場となるだろう」
2022 GTワールドチャレンジ・アジア 開催カレンダー(12/21)
RoundJCDateCircuitNationality15月20~22日セパン・インターナショナル・サーキットマレーシア2JAPAN CUP17月15~17日鈴鹿サーキット日本3JAPAN CUP27月22~24日富士スピードウェイ日本4JAPAN CUP38月19~21日スポーツランドSUGO日本5JAPAN CUP49月23~25日岡山国際サーキット日本610月21~23日マンダリカ・インターナショナル・サーキットインドネシア
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