7年の販売に幕
フォルクスワーゲンは、欧州地域におけるパサート・セダンの生産を終了した。ワゴンのパサート・ヴァリアントの販売好調と、ファストバックのアルテオンの存在が理由だ。
【画像】フォルクスワーゲン・パサート【B8世代を写真でじっくり見る】 全107枚
現在、欧州では受注を停止しており、同社の広報担当者は、クリスマス直前に生産が終了したことを明らかにした。
B8世代のパサートは2014年から販売されており、2023年までフルモデルチェンジの予定はない。9代目は、MQBプラットフォームの最新版をベースに、より実用性を重視したモデルとして登場する見込みである。
しかし、現行モデルの引退を数か月後に控えたこのタイミングで、フォルクスワーゲンはヴァリアントのみを残して、ラインナップを合理化する決断を下した。
AUTOCARが入手したデータによると、少なくとも2019年にフェイスリフトされて以来、約2:1の割合でヴァリアントがセダンの販売台数を上回っている。
パサートと同レベルの室内空間とパワートレインを備えているアルテオンの存在も、セダンの早期引退の要因の1つである。
ヴァリアントの生産終了時期は未定だが、セダンの引退のニュースは、実質的にパサートと同等のEVとなる新型車「エアロB」の開発が進んでいることを意味している。
フォルクスワーゲンID.3やID.4と同じMEBプラットフォームを使用するこの新型車は、駆動方式やバッテリーサイズ、そしてセダンのワゴンの両ボディスタイルが選択できるようになる見込みだ。
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みんなのコメント
ハッチバッククーペだからセダンよりも荷物乗るし
オーナーズカーとしての要素を良いところドリしてる。