2014年12月25日にミラージュは、これまでは1.0Lエンジンだけというラインアップだったが、そこに最上級グレードとして1.2Lエンジン車が追加された。このニューモデルのステアリングホイールを握る機会がこのほどようやく訪れた。<レポート:松本晴比古/Haruhiko Matsumoto>
ミラージュはグローバル・コンパクトカーとして開発され、2012年8月に日本でデビューしており、2年余を経て1.2Lモデルが追加されたことになる。ミラージュは三菱にとっては初の本格的なグローバル戦略車で、タイ工場で生産され世界中に供給されているクルマだ。日本の市場には1.2Lモデルは初登場となるが、じつは1.2Lエンジンモデルはタイをはじめ東南アジア、アメリカ、カナダ、ヨーロッパなどで以前から販売されているのだ。
グローバルで見ると、現在のミラージュの最大の市場はアメリカ、カナダで、アジア、日本、ヨーロッパという順となる。だから、1.2Lエンジン搭載のミラージュこそ本命モデルといえるかもしれない。
日本に初登場の1.2Lエンジンは3気筒の3A92型で、型式名からもわかるようにこれまでの1.0L・3気筒の3A90型をベースとしたバリエーションだ。1.0Lの3A90型は75.0×75.4mmのボア×ストロークだが、1.2Lの3A92型は75.0×90.0mmとストロークが伸ばされている。最高出力は69psから78psにアップし、最大トルクは86Nm/5000rpmから100Nm/4000rpmへとトルクの増強はもちろん、1000rpm低回転化されている。
また1.2Lエンジンは従来の1・0Lとほぼ同サイズの軽量・コンパクトであることはもちろん、外部EGRを廃止し、エンジン制御を現在では珍しいDジェトロニックを採用。レスポンスを追求していることがわかる。その一方で1.2Lエンジンにもアイドリングストップを装備し、1.2Lクラスで25.0km/Lとトップレベルの燃費を維持している。
1.2Lエンジン車の日本導入理由は、もう少し走りゆとりが欲しい、エクステリア、インテリアの質感が欲しい、インテリアの収納スペースを増やして欲しい、といったユーザーの声を反映したものだという。そのため、エンジン以外でも手が加えられている。
もちろん、ミラージュの基本コンセプトである、低燃費、低価格、コンパクトで扱い易いという3本柱はしっかりと維持しており、スポーツモデルではなく、最上級グレードという位置付けとされている。そのため、従来ラインアップのフル装備モデルの「G」グレードをベースに1.2Lモデルが設定されているのだ。
装備面は、エクステリアではフロント・フォグランプ、サイドターンランプ付ドアミラー、15インチタイヤ&アルミホイール、可倒式ショートアンテナを採用。インテリアは本革巻ステアリングホイールとシフトノブ、ピアノブラック調のパワーウインドウスイッチパネルとシフトパネルを新採用している。
もうひとつ、フロント・サスペンションにスタビライザーを追加したのも注目点だ。これは15インチタイヤの装着に合わせての装備である。試乗車のタイヤは175/55R15サイズのブリヂストン・ポテンザRE050とハイパフォーマンス・タイヤを装着しており、燃費だけではなく、走りも追求していることがわかる。またボディカラーが今回からチタニウムグレーメタリックを追加し8色の設定となっている。
この記事を画像付きで続きを読む(外部サイト)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?