北米日産は、強力な紫外線発生装置を用いたボディ塗装や内装パーツの耐久テストの様子を紹介する映像をYouTubeに公開した。
現在、日産では実際に日光を当てることなく紫外線への耐性を高める耐久テストを行っている。しかも、場所は天候に左右されない研究所の内部だ。カギとなるのは「XWO(Xenon Weather-Ometer)」と呼ばれる大きな箱型装置で、なかには4,000ワットもの明るさを持つキセノンバルブが仕込まれている。この強力な光源が放つ光を、テスト対象となる塗装や素材のサンプルに照射し、劣化度合いを確かめるのだ。
XWOが優れているのは、ただ光を当てるのではなく太陽の軌道を模した動きをするところ。これによって実際に日光を長時間浴びた際の影響を正確に再現することが可能となっている。また、一度に大量のテストをできるのも大きなメリットで、日産によれば様々なテストにかかる時間は従来の半分程まで短縮されたという。さらに、人工光源を使うことで、自然環境下では実現できない超過酷なテストも可能となる。
どんなクルマも屋外で使用されるわけだから、長時間日光を浴びても各部が劣化しないことは重要。買ったクルマの塗装がはがれない、内装が色あせないというのは誰もが望む品質だろう。特にお気に入りのクルマを大切に乗り続けたいというファンには、非常に気になる部分だ。
今日、ライバルとの熾烈な競争により、ニューモデルの開発期間の短縮が求められているのは想像に難くない。その背後ではこんなハイテク機器が活躍しているのだ。
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