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2022年以降のF1参戦に意欲を見せるハミルトン、メルセデスとの交渉を「まもなく始めたい」

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2022年以降のF1参戦に意欲を見せるハミルトン、メルセデスとの交渉を「まもなく始めたい」

 ルイス・ハミルトンは、7月末までにF1におけるメルセデスとの将来について明確にし、昨年経験したような長期にわたって契約の見込みが不確実なままの状態は避けたいと述べている。

 ハミルトンは今年2月にメルセデスとの1年契約を締結した。しかし現世界王者であり現在も選手権のトップにいるハミルトンは、スペインGPの後で、F1の夏休みが始まるまでに契約のテーブルに着くために、メルセデスとの交渉をまもなく始めようとしていると語った。

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「1月や2月のときのような状態には決してなりたくない」とハミルトンはバルセロナで語った。

「そのせいで冬全体が台無しになった。トトにとっても休暇中にリラックスすることにはならなかったから、僕たちはほとんど休んだ気がしなかったんだ」

「僕たちは賢明にならなければいけないと思う。当然ながら何かを急ぐ必要はないが、賢明になり話し合いを始めなければいけないと思う」

「これはとても複雑なことだ。非常に単純な手続きには決してならないから、まもなく始めたいと願っている。実際の仕事の妨げにならない限りね」

「まだ19レースが残っているが、休みの前に何かしらまとめられたら素晴らしいね。そうすれば休暇に入っても将来の見通しをはっきりさせられる」

 ハミルトンは、F1の新レギュレーションが導入される2022年もメルセデスでレースをする意志があることを繰り返し語ってきている。しかし一方では、ハミルトンは8度目の世界タイトルを獲得したら引退したいという気持ちになるだろうと、多くの人々が考えている。

 だがハミルトンとメルセデスが、7月末かシーズン23戦のうち11戦が終わった時点までにタイトル獲得に向けた明確な道筋を作ることができるかどうかは疑わしい。レッドブルとマックス・フェルスタッペンによる激しい攻撃を鑑みれば特にそうだ。

 したがってすべての兆候は、ハミルトンが2022年もグリッドに残ることを示している。バルテリ・ボッタスとジョージ・ラッセルが誰もが望むメルセデスのシートを争うだろうが、ハミルトンはメルセデスが彼のチームメイトを決めるに任せるだろう。

 スペインGPでF1キャリアにおける98回目の勝利を飾り、ドライバーズ選手権ではフェルスタッペンとの差を広げたハミルトンは、36歳にして「この老いた犬にもまだ選手生命がある」と冗談めかして話した。

「自分の身体とトレーニング体制については、かつてないほどに意識的になっていると思う」

「僕は長い間自分でトレーニングをしてきたけれど、絶えず成長してきたし、与えられた容れ物である自分の身体を自ずとケアする方法を学んできた。素晴らしい気分だよ」

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