2019年4月8日、マツダは新型「マツダ 3」が世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつである「2019年レッド・ドット賞:プロダクトデザインにおけるベスト・オブ・ザ・ベスト賞(以下、ベスト・オブ・ザ・ベスト賞)」を受賞したと発表した。
「魂動デザイン」の美しさが世界的に認められた新型マツダ 3
レッド・ドット賞は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催する、約60年の歴史を誇るデザイン賞だ。世界各国から応募された自動車に限らない幅広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学などのつの基準に基づき審査され、クオリティの高いデザインに贈られる「レッド・ドット賞」をはじめ、その中でも最高位の「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」の他、特別賞である「オーナラブル・メンション賞」などがある。
マツダ 3が受賞したベスト・オブ・ザ・ベスト賞は、レッド・ドット賞のプロダクトデザイン部門における最高の賞で、特に優れている工業製品に贈られるものだ。
新型マツダ 3は、日本の美意識の本質を体現することを目指す、深化した「魂動デザイン」を体現。ワンモーションのシンプルな動きでフォルムを描きつつ、繊細なボディ造形による光の移ろいやリフレクションの動きによって、これまで以上に力強く、より自然な生命感をつくり込んでいる。
マツダのデザイン・ブランドスタイルを担当する前田育男(まえだ いくお)常務執行役員は受賞に際して、「新型マツダ 3は、日本の美意識の本質を体現することを目指す『魂動デザイン』第ステージの幕開けを飾るモデルです。今回の受賞は、デザイナーだけでなく、設計や生産技術のエンジニアなど、このクルマのデザインに携わったすべてのメンバーの情熱と努力のたまものであり、全員でこの喜びを分かち合いたいと思います」と語った。
ちなみにマツダ 3は、2014年に3代目マツダ 3ハッチバック(日本名:アクセラ)が「レッド・ドット賞」を受賞しており、2世代続けての受賞となる。
また、マツダ車はこれまでに以下の車種が受賞している。
2013年 マツダ 6(日本名:アテンザ):レッド・ドット賞
2014年 マツダ 3ハッチバック:レッド・ドット賞
2015年 マツダ MXー5(日本名:ロードスター):ベスト賞
マツダ CXー3:レッド・ドット賞
マツダ 2(日本名:デミオ):オーナラブル・メンション賞
2017年 マツダ MXー5 RF(日本名:ロードスターRF):ベスト・オブ・ザ・ベスト賞
なお、新型マツダ 3 の気になる日本デビューの時期だが、5月下旬と噂されている。また車名は、アクセラから世界共通の「マツダ 3」になるようだ。
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