11月22日に“名車”ランチア・デルタ・インテグラーレをベースとしたEVモデル『ランチア・デルタ・エボ-e』を、2022年シーズンのWorldRX世界ラリークロス選手権に投入することを発表したGCKモータースポーツ。スキー界の英雄で、四輪モータースポーツに転向したゲラン・シシェリが立ち上げたこのフランスチームは、ラリークロスと並行してクロスカントリーラリーへの復帰を決め、2022年のダカールラリー参戦をアナウンスしている。
2022年から最高峰クラスが電動化される新世代のラリークロス・シリーズへのコミットメントに加え、GCKモータースポーツはクロスカントリーラリー・プログラムの実行を予定。その一環としてバイオ燃料を使用する『GCKサンダー』でダカールラリーに参加する。
往年のランチア・デルタ・インテグラーレが電動で復活。GCKが2022年ワールドRXのRX1eに投入へ
2009年のシリーズチャンピオンであるシシェリは、来季から世界選手権化されるクロスカントリーシリーズに6年ぶりに復帰し、新たにFIAクロスカントリー世界選手権として行われる最初のシーズンにフル参戦する予定だ。
最大5戦となるシリーズのファーストシーズンの開幕戦となるのは、来年1月2日から14日にかけてサウジアラビアで開催されるダカールラリーだ。GCKの創設者は2005年に初めてダカールに挑戦して以来、10回の出場を果たし複数のステージ優勝を飾っている。
そんなシシェリが6年ぶりに挑む“世界一過酷なレース”に、GCKはバイオエタノール燃料を使用する車両を送り込む。この燃料はFIAフューエル・ソースとしてダカールで承認を受けている再生可能燃料で、今日利用できるもっとも環境に優しいソリューションのひとつだ。
一方、GCKモータースポーツはさらに先の将来を見据えた次世代競技車両、水素を動力源とするマシンを自社開発している。『e-Blast H2(eブラストH2)』と名付けられたこの車両は、バッテリーとフューエルセル(FC)を搭載したFCV燃料電池車だ。
すでに発表されている『GCK eブラスト1』の進化版にあたり、最高速度180km/hと最大トルク1000Nmを誇る従来型マシンから電気モーターを最適化し、出力50kW増の最高300kW(約407PS)とすることに重点が置かれている。
また、車載バッテリー容量を150kWhから60kWhに減らしつつ、新しい冷却システムを採用し、より短い時間で充電が可能になるという。2023年から2024年の本格展開が見込まれる新型FCVは、ダカールの未来に向けたラリーの特別な日である1月8日に初披露される予定となっており、GCKモータースポーツにとってはこの発表が重要な節目となる。
「WorldRXだけでなく、ダカールラリーを頂点とするFIAクロスカントリーラリー選手権にも取り組むため、今年はGCKモータースポーツにとって忙しい年になるだろう」と語るのは、経験豊富なアレックス・ウィノックをコドライバーに迎えてダカールに復帰するシシェリ。
「何年も経った後でクロスカントリーレースに復帰するのは難しいだろうけど、僕はそのための準備ができており、チームと一緒にこの挑戦を行うことを楽しみにしている」
「モータースポーツは現在、大きな変化を遂げており、それは自動車業界全体に影響を与えている。この変化の一部を発展させる役割を果たすことが、僕たち全員の日々のモチベーションになっているんだ」
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