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アルファタウリ・ホンダF1のクビアト「7位入賞で、目標どおりフェラーリとのポイント差を縮めることができた」

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アルファタウリ・ホンダF1のクビアト「7位入賞で、目標どおりフェラーリとのポイント差を縮めることができた」

 2020年F1第9戦トスカーナGPは、多重クラッシュが連発し、2回の赤旗中断をはさむ波乱の展開になった。7位でフィニッシュしたアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、さらに上位に浮上するチャンスをつかみたかったとしながらも、コンストラクターズ選手権においてフェラーリとの差を縮めたことには満足しているという。

 クビアトは騒乱を避けながら着実なドライビングをし、2020年シーズン4度目の入賞であり今季ベストリザルトの7位をつかんだ。

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 モンツァでのイタリアGPでもポイント圏内でフィニッシュしたクビアトは、ムジェロでの展開が彼にもっと良い結果をもたらしてくれることを期待していたという。

「チームにとってある程度多くのポイントを獲得するのは重要なことだったと思う」とクビアトは語った。

「この結果にはとても満足している。自分のドライビングにもだ。とても厳しい一日だったが、チームがすごくいい仕事をしてくれたので、その点も満足だよ」

「誰にとってもとても複雑なレースだった。何度もスタートしてはまたストップするということを繰り返し、大きなリスクがあった。それでも戦略面でいい判断を下せたと思う」

「マシンは好調だった。チームのためにたくさんポイントを獲得できてとてもうれしく思っている」

「(トラブルを避けることが)重要だった。もちろん僕としては、クレイジーな出来事がもうちょっと起きることを期待していた。前回のレース(イタリアGP)みたいにね! でも実際には前戦のような大きな出来事は起こらなかったので、状況を活用して大きな幸運をつかむにはいたらなかった。それでもこの結果を出せたことに感謝している」

 クビアトは、アルファタウリ・ホンダはムジェロで完璧な仕事をしたと考えている。チームは名門フェラーリから13ポイント差のところまで迫っているのだ。第9戦終了時点でフェラーリは66ポイントを獲得しランキング6位、アルファタウリ・ホンダは53ポイントで7位に続いている。

 トスカーナGPでクビアトが7位を獲得したのに対し、フェラーリのシャルル・ルクレールは8位、セバスチャン・ベッテルは10位だった。

「チームとして、そしてドライバーとしてひとつのミスも犯さなかった。とてもミスが出やすい状況だったにもかかわらずだ。そして可能な最大限のポイントを獲得した。すごくうれしいし、前向きなことだと思っている」とクビアト。

「できる限り冷静でいる必要がある。難しいことだよ。感情的になるのは簡単だ。でも鍵になるのは、常に冷静でいることだった。ミスを犯しやすい状況だから、簡単ではなかったけどね」

「トリッキーなコンディションで、3度のスタートがあった。だからある意味3つのレースをやったようなものだ。正直言ってとても難しいレースだった。3度のスタートで毎回集中しなければならなかった」

「スタートは毎回とても高いリスクがあるしトリッキーだ。そんななかで僕たちは良い結果を達成したと思う。7位を獲得してたくさんのポイントを稼いだことをとても喜んでいる。フェラーリとのポイント差を縮めるという目標を達成できた。クールだよね」

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