10月26~28日に鈴鹿サーキットで開催される2018年の全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦『第17回JAF鈴鹿グランプリ』。前戦を終えた段階でチャンピオン候補は5名に絞られた。最終戦開幕を前にチャンピオン獲得の条件を整理しておこう。
2018年のスーパーフォーミュラは石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)や中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、山本尚貴(TEAM MUGEN)といった国内トップドライバーに加え、福住仁嶺(TEAM MUGEN)、松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)という海外フォーミュラ経験者も参戦している。
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またハード面では、現行シャシー『SF14』のラストイヤーで各チームとも熟成が進んでいること、シリーズ全戦でタイヤ2スペック制が採用されていることなどから、これまで以上に激しいオーバーテイクが繰り広げられ、予測の難しいレースが展開してきた。
第6戦岡山を終えた時点で、ランキングトップは第3戦SUGOで2位表彰台、第4戦富士でポール・トゥ・ウィン、第5戦もてぎで3位表彰台を獲得したニック・キャシディ(KONDO Racing)で29ポイント。
2位には第4戦富士でキャシディと激闘を繰り広げ、第5戦もてぎをポール・トゥ・ウィンで飾った石浦が25ポイントで続いている。
シリーズランキング3位は第1戦鈴鹿でポール・トゥ・ウィン、第3戦SUGOで優勝した山本で24ポイント。ランキング4位はどちらも17ポイントを獲得している関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)のふたりだ。
最終戦は優勝したドライバーに3ポイントが追加で与えられるため、ポールポジションポイントとあわせて最大14ポイントを獲得可能。このため、トップのキャシディと12ポイント差のランキング4位タイにつける関口、平川にもチャンピオン獲得の権利は残されている。
ただし、関口と平川は優勝が絶対条件であり、かつライバルの順位次第ではチャンピオンに手が届かない。
ライバルの順位に関係なく、自身が優勝すればチャンピオンを獲得できる“自力チャンピオン”の可能性を残しているのは、キャシディと石浦、山本の3名。このうち山本についてはポール・トゥ・ウィンを達成した場合のみ、ライバルの順位に関係なく王座が確定する格好だ。
もちろんチャンピオン候補5名以外の野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)や可夢偉、一貴、福住、松下といった面々もシリーズ最終戦で有終の美を飾るべく、並々ならぬ気合で臨んでくることは間違いなく、スーパーフォーミュラ最終戦は26日(金)の専有走行から手に汗握る緊迫した争いとなりそうだ。
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