グレシーニのマルク・マルケスは、MotoGP第4戦スペインGPの初日を3番手で終えた。彼はドゥカティのバイクへの適応が完了したと考えており、今は「細かい作業に取り組むことができる」ようになったという。
ホンダを離れ、今季からグレシーニに加入したマルケスは、シーズン開幕当初から速さを見せているが一貫性には欠けており、決勝レースでは表彰台を獲得できていない。
■MotoGP、来シーズンからロゴを刷新へ。11月に新バージョンをお披露目予定
しかしスペインGP金曜日の走行を終えてマルケスは、ドゥカティのマシンへの適応段階を完了し、バイクの内側にいると感じていると語った。
「適応について話すのをやめられることは良いことだ」
「適応はすでに終わっている。だから、あとは細かい部分に取り組むだけだ」
「僕のバイクへの適応は、すでにマシンの中に入っているような感じだ。今日のFP1で見せたようにね。僕はコースに出ていってすぐに最速だった」
「でもレースごとに小さな問題があるのは事実だし、色んなところにそういう部分がある。ひとつの週末にすべてをまとめることはできていない」
「だから今回や、今後のレースで最初の表彰台を獲得できるかどうか見てみよう。それが今後のレースの良い目標になるだろう」
マルケスは自身のライディングスタイルについて、これまで11シーズン過ごしたホンダのために作られたものだと語り、それをドゥカティに適応させるためにできることは限られており、完全に変えることは”不可能”だと付け加えた。
「つまり、僕のライディングスタイルはホンダのために作られたもので、それを適応させようとしたんだ」
「バイクに適応する必要もあったし、今はバイクを僕のライディングスタイルに合わせ始めている」
「これがとても助けになっている。すぐに速くなり、より安定した走りができるようになったのはこのおかげだ。いくつかのことは適応できたけど、この10年間のライディングスタイルを変えるのは不可能だ」
マルケスは前戦アメリカズGPの決勝レースで一時首位を走ったが、フロントブレーキの問題で転倒してしまった。
今回チームは、彼が使用していたブレーキレバーを交換し、ブレーキのセットアップを変更して問題を解決しようとしている。
「僕はブレーキレバーを変えて、内部の仕様も少し変更した。オースティンで何が起こったのかを理解するために、チームはドゥカティとともに懸命に取り組んでいたからだ」
そうマルケスは語った。
「それで良くなった。基本的には、キャリアの中で使ってきたようなレバーに戻ったんだ」
「昨年、腕上がりに影響があったから別のレバーを使うようになったんだ」
「でもそのレバーで問題を感じることが少なくなっただけで、問題はまだ残っている」
「このサーキットは気温が高くないから問題はない。だから暖かいコースに行くまで待つ必要がある」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
弘法筆を選ばずという、珍しく微妙な言い訳をするマルケスに一抹の不安を感じる。