■発表時に市販化を明言!
2018年1月12日(金)、幕張メッセで開催されている東京オートサロン2018にて、トヨタが「GRスーパースポーツコンセプト」を発表した。以下、速報ベースで紹介したい。
マッチも納得のクールなクルマが勢ぞろい!! 日産はエルグランドとセレナで攻める【東京オートサロン2018】
※販売時期と予想価格に関して追記があります(2018.1.12 17:10)
会場ではGRスーパースポーツコンセプト、その奥にシャシーのみのテスト車、さらに奥にTS050ハイブリッドが飾られ、レーシングマシンの延長にこのコンセプトカーがあることを強調
現時点ではまだコンセプトカーだが、トヨタの友山茂樹副社長は記者発表時、「実際に皆さまにハンドルを握っていただくのはまだ時間がかかりますが」と、市販化を前提にして開発を進めていることを明言(オートサロン会場で説明員に「あの発言は、いずれ市販する、という意味ですよね?」と確認したところ、「そうとっていただいて構いません」と解説を受けた)。
このままレースに出場できそうなフォルム。現時点ですでに完成度は高かった
発表資料によると、同車は2.4L、V6ツインターボエンジンとモーターを動力としたハイブリッドカー。システム出力は1000馬力を叩き出す(ル・マン24時間レースに参戦したTS050のシステムをそのまま搭載している)。2シーターのロードゴーイングカーであり、市販予想時期は2020年、予想価格は3000万円。(追記ここから)……と、このクルマの存在が発覚して以来、当サイトおよび本誌ベストカーは予想していたが、今回改めて取材したところ、市販予想時期は2022年頃となり、予想価格は1億円オーバークラスとなる見込みのようだ。
■トヨタにとっての新しい挑戦
以下は友山茂樹副社長(GAZOO Racing Company プレジデント)の記者発表時のコメント全文
「市販車両をレベルアップしてスポーツカーをつくるのではなく、レースやラリーで培われたノウハウを、様々な制約の中で、いかに市販車に落とし込むことができるか、挑戦することがTOYOTA GAZOO Racingの目指すクルマづくりと位置付けています。
そして、まさに現役のレーシングカーから、スポーツカーをつくるという、トヨタにとって全く新しい挑戦が始まっています。
実際に皆さまがステアリングを握れるようになるまでには、まだ時間がかかりますが、我々が目指す、次世代のスポーツカーのあり方を、このGRスーパースポーツコンセプトで感じて頂きたいと思います。
昨年末に、WECに継続参戦することを発表した際に、社長の豊田から、「クルマが誕生して100年を過ぎ、自動車産業が大きな変化点を迎える中、次の100年もクルマを楽しくしていきたい」とコメント致しました。
年初に米国で開催されたCESにおいては、社会の共有物としての新たなモビリティー、「eパレット・コンセプト」を披露しました。 GRスーパースポーツコンセプトは、eパレット・コンセプトが次世代の幌馬車とするならば、全く対照的な、自分の愛馬とも言える、パーソナルで魅惑的な、次世代の競走馬であると思います。 ただし、この二つのコンセプトモデルは、どちらも電動車であり、恐らくは、最先端のIT技術を駆使した、安全で、環境に優しい、コネクティッドカーになるであろう、と言えます。
この先、クルマの電動化やIT化が加速しても、この両極のモデルの中間も含め、いろいろな形があり、クルマは決してコモディティー化しない、と思います。
そして、更に、「自分の意志で自由に移動したい、どこまでも遠くに、誰よりも早く、美しく移動したい」という人間の欲求は、不変的なものであり、それを実現してくれるクルマに対する人々の感情は、豊かで、心ときめくものがあります。 次の100年も、クルマを徹底的に面白くするという、TOYOTA GAZOO Racingの挑戦は、まだ始まったばかりですが、お客様の笑顔のために、自動車産業の未来のために、心ときめくクルマづくりに拘り続けていきたいと思います。これからも、皆様のご支援をよろしくお願い致します。」
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