現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > インディカーGP決勝:ウィル・パワー今季初優勝、ペンスキー通算200勝達成。佐藤琢磨は10位

ここから本文です

インディカーGP決勝:ウィル・パワー今季初優勝、ペンスキー通算200勝達成。佐藤琢磨は10位

掲載 更新
インディカーGP決勝:ウィル・パワー今季初優勝、ペンスキー通算200勝達成。佐藤琢磨は10位

 インディカー・シリーズ第5戦インディカーGPが、インディアナポリス・モータースピードウェイのインフィールドセクションとオーバルコースを組み合わせたコースを使って行われ、チーム・ペンスキーのウィル・パワーが優勝を果たした。この勝利は、チーム・ペンスキーにとってインディカーでの200勝目という記念すべき1勝となった。

 2位にはチップ・ガナッシのスコット・ディクソン、3位にはルーキーのロバート・ウィッケンス(シュミット・ピーターソン)が入った。

佐藤琢磨、今週開催インディGPで特別ヘルメット使用「最高の走りを」

 ポールポジションからスタートしたパワーはポジションを堅持。ウィッケンスを2番手に従えて走行していた。しかしパワーは、硬い方のタイヤであるブラックタイヤを装着した際にペースを上げることができず、ウィッキンスの先行を許してしまうばかりでなく、柔らかいレッドタイヤを履くセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)の脅威に晒される。

 2度目のピットストップを終えた時点でも、ウィッケンスがリードを守っていた。しかし、今度は履くタイヤが逆。レッドタイヤを履くパワーは徐々にウィッケンスを追い詰め、51周目のターン1で首位を取り戻すことに成功した。

 55周目、ブルデー攻略を狙っていたペンスキーのジョセフ・ニューガーデンがターン12でスピンし、ストールしてしまった。これにより、フルコースイエローコーションが宣言される。

 レースの最後まで燃料がもつのか……微妙なタイミングではあったものの、この間に各車がピットイン。パワーが先頭のままコースに復帰し、ウィッケンスが2番手を維持した。

 素晴らしいピットストップとなったのはディクソンだった。ディクソンはこのピットインにより、ブルデーやアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ)、エリオ・カストロネベス(ペンスキー)、ジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)らの前に出ることに成功。一気に3番手に躍り出ることになった。

 そして64周目、ディクソンはウィッケンスを攻略して2番手に浮上。ポジションを落としたウィッケンスは、ロッシの攻撃を受けることになった。

 残り10周、コースには雨が落ち始める。それまでにディクソンは首位パワーに1秒差まで接近していたが、雨が降り始めるとその差は徐々に開き、結局2.2秒の差をつけてパワーがトップチェッカーを受けた。

 この勝利は、ペンスキーにとってインディカーでの通算200勝目という記念すべき1勝となった。

 2位にはディクソン、3位にはウィッケンスが入った。以下ブルデー、ロッシという順だった。

 レイホール・レターマン・ラニガンの佐藤琢磨は、レース終盤に10番手に上がり、この位置でフィニッシュを果たした。佐藤のチームメイト、グラハム・レイホールは9位だった。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村