50年ぶりのスーパーレジェーラ
アストン マーティンは量産型として最上級グレードの名称を変更することを認めた。これはフラッグシップモデルの設計思想が大きく変わるということを意味している。
フロントにV12を搭載するヴァンキッシュの後継車はDBSスーパーレジェーラと呼ばれることになるようだ。DBSという名称は初代ヴァンキッシュの後継としてDB9ベースで2007年に発売されたモデル以来初めての採用だ。1967年の初代DBSにも使われた、イタリア語で超軽量を意味する「スーパーレジェーラ」という名前は、このクルマを開発する上での着眼点を指し示しているとみられる。
アストンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるマレク・ライヒマンによれば、「DBSスーパーレジェーラという名称を聞けば、このクルマが目指すものがわかるでしょう。まさにアストン マーティンのスーパーGTです。ブランドのアイコンであり、ステートメントなのです。パフォーマンスを引き上げることはもちろんですが、この名称の伝統や重みを受け継ぐに値するキャラクターを持っています」とのことだ。
DBSスーパーレジェーラにはアストンが持つケルン製の5.2ℓツインターボV12が搭載され、最高出力は710ps超となる。最終的な発表は6月末となるだろう。
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