レンガー・バン・デル・ザンデとセバスチャン・ブルデーが、2024年もキャデラック・レーシングのドライバーとしてIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦することが明らかとなった。ふたりは3年連続でコンビを組むことになり、チップ・ガナッシ・レーシング(CGR)がオペレーションを担う01号車キャデラックVシリーズ.Rをドライブする。
このコンビには、1月の開幕戦デイトナ24時間レースをはじめとしたミシュラン・エンデュランス・カップのイベントで、6度のインディカー王者であるスコット・ディクソンが加わることになる。
タイトル争うアキュラとキャデラックが接触。大荒れの最終戦でAXRがGTP初代王者に。優勝はMSR/IMSA
バン・デル・ザンデとブルデーはともに3年契約を結んでいるものと見られる。彼らはすでに発表されているアクション・エクスプレス・レーシングのピポ・デラーニ/ジャック・エイトケンとともに、フルシーズンで2台のキャデラックVシリーズ.Rを走らせる。なお、アクション・エクスプレスには耐久レースでトム・ブロンクビストが加わることになっている。
キャデラックの広報担当者は、2024年のデイトナ24時間にはフル参戦する2台のみが出場することを認めた。これは、CGRがWEC世界耐久選手権のクルーを投入して3台目のエントリーを走らせた2023年のデビュー戦とは異なる。
CGRのグローバル・オペレーション・ディレクター、マイク・オガラは「2023年のIMSAシーズンを通じてキャデラックVシリーズ.Rはある程度の成功を収めたが、2024年にはさらなる成功を期待している」と語った。
「セバスチャン、レンガー、スコットが来年も再び01号車に参加し、ともに学んだことをさらに発展させられることを嬉しく思う」
「2台のキャデラックが2023年のデイトナ24時間で全周完走したことからも、このクルマに信頼性があることが証明されている。昨年、我々は多くのレースで多くのラップをリードしたが、それは必ずしも重要な一戦ではなかった」
「我々はオフシーズンを用いて再編成し、リセットボタンを押すことで、ともに2024年に挑んでいきたい」
バン・デル・ザンデとブルデーは、IMSA GTP時代の最初のシーズンにおいて、ラグナ・セカ戦で勝利を収め、その他にも2度の表彰台を獲得している。
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