■流行のドローン、一般ユーザーが使うには課題も…
テレビを見ていると、ロケでよく使われている上空からの撮影は、ひと昔前はヘリコプターによる空撮でしたが、いまではドローンによる撮影がほとんどです。
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ドローンとは「無人航空機」のことで、飛行機タイプもドローンに定義されます。日本でドローンというと、4つないし6つのプロペラを持つ小型のヘリコプタータイプが一般的です。
ドローンは、これまで個人では撮影することが難しかった、上空から俯瞰した映像を撮影できるなど、趣味から産業用途への活用まで、広く注目を集めています。一方で、一般の人がドローンを使うにはさまざまな課題もあります。 たとえば法律は航空法をはじめとして、ドローン規制のためにできたといわれる「小型無人機等飛行禁止法」があります。場所によっては自治体の条例で規制され、飛行するのに手続きが必要なところも多いです。
製品自体は決して安くはないため、ネットの情報だけでなく、できることなら実際に操縦体験をして納得してから購入したいという方も少なくないと思います。
また、機体の破損に備えては、身近に頼りになるショップが必要で、操縦の練習をするにも法令の知識や整備・点検など機器に精通したスタッフが常駐するお店があれば安心です。
このように、私たちが使うにはまだまだハードルが高いドローンですが、じつはカー用品店が国内でドローンの普及にひと役買っているといいます。
今回は、実際にドローンの販売や体験会の開催を行っているカー用品店の「オートバックスICT商品部」の中崎寛之氏に、なぜカー用品店がドローン関連事業を扱っているのかを聞きました。
──なぜドローンの販売や体験会を実施しているのでしょうか。
本格的なドローンは付属品も合わせると大きさも重量もあり、持ち運びが大変です。また、飛ばせる場所も都心部には少ないため、ドローンを飛ばすためには郊外まで重い機材を運ぶ必要があります。その点で、ドローンはクルマとの相性が良い製品なのです。
──ドローンに注目した理由は何でしょうか。
上記の理由に加えて、オートバックスのコンセプトに一致する商品だったということも、取り扱いを開始した理由の1つです。オートバックスでは、「車と一緒に出かけよう」をコンセプトにクルマで遊びに行く際に使うアイテムも取り扱っていて、ドローン以前にもアウトドア製品の取り扱いを行なっていました。そこに加わるようにして2017年にドローンの取り扱いを始めました。
■広い店内や駐車場はドローン販売店に適している
そんなオートバックスでは現在、オンラインショップおよび約100の実店舗でドローンの販売を行っています。
また、カー用品店の広い店内や駐車場は、体験ブースやイベント開催に向いているといいます。実際にドローンを飛ばしてから購入を検討することができる点も好評なようです。
クルマのメカニックがいるオートバックスならではの取り組みとして、「オートバックスのメカニックが資格を取り、各店舗でドローンの点検・修理をできるようにする」ことを検討しているそうです。
例えば、世界最大手のドローンメーカーである「DJI」の製品でさえも修理が可能な国内施設は、現在では数えるほどしかありません。このため、修理・点検のために数週間預けるという可能性があります。身近なカー用品店で点検・修理ができるようになれば、クルマでドローンを飛ばしに行き、帰りにメンテナンスやパーツ購入を兼ねて気軽に寄れる場所ができることになります。
現時点では、映像撮影に使われるイメージの強いドローンですが、農業や工業、商業、災害時などにも活躍できるポテンシャルを持っています。建設現場や農業用途で活躍する産業用ドローンも次々に登場しています。
その一方で、個人向けでの普及には、販売店の充実も必要です。カー用品店のような私たちの身近にある場所でドローンのサポートを受けることができれば、より手軽に安心して使うことができます。クルマ業界との相乗効果に注目です。
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