フォーミュラE第9戦ベルリンE-Prixを15番手からスタートしたオリバー・ローランド(日産)は今季5度目の表彰台獲得となる3位でフィニッシュ。彼はレース前、数ポイント獲得できれば御の字だと考えていたようだ。
予選ではグループ予選を突破できず、デュエルに進めなかったローランド。チームメイトのサッシャ・フェネストラズのひとつ前、15番手から、前戦モナコと同様集団の中でのレースを強いられた。
■「こんなのみんな嫌いだよ」ベルニュ、フォーミュラEの“ひどい”レーススタイルを批判
「レースが始まる前は、2~3ポイントを獲得することだけを考えていたんだ」
そうローランドはレースを振り返った。
「でも2、3周走ったらすぐにいいポジションにいることがわかったし、それから前に近づいて、バトルに参加できるかどうかを確認することを考えたんだ」
今回のレースは、各車がエネルギーをマネジメントしスローペースで走行。コース幅も広いため、至るところで3ワイドとなるなど目まぐるしくポジションが入れ替わった。
結果として、レース中盤に最後方でエネルギーを温存していたニック・キャシディ(ジャガー)が追い上げて優勝を飾っている。
2位となったジャン-エリック・ベルニュ(DSペンスキー)はこうしたレーススタイルを嫌いだと批判した。
「レースと戦略という点ではかなり良い走りができていると思う。JEV(ベルニュ)が言ったように、超素晴らしいレースだったとは言えないけど、そこが僕の強みのようなモノだと思う。だから、その部分に関しては、今のところ少し楽しんでいるよ」
ローランドは第5戦東京E-Prixでポールポジションを獲得して以降の4レースで3度デュエル進出を逃しており、決勝で巻き返さなければならない状態が続いている。
ローランドも、予選での改善がチームを前進させる重要なポイントであることを認めた。
「予選で改善し、もう少し楽にする必要があると思う。もしそれができて、1周のペースが上がれば、決勝でも戦えるはずだ」
とはいえ、日産のカスタマーチームであるマクラーレンも含めて、ローランドが最も日産パワートレインから最大のパフォーマンスを引き出しているのは間違いない。
これがレーススタイルによるものなのか、それとも別の要因によるものなのかと尋ねられた彼は、次のように答えた。
「ああ、レーシングスタイルは明らかに助けになると思う。複雑なんだけど、僕はこの選手権に6年も参戦しているんだ」
「だから正直にいって、ライバルたちが僕にあるラップで大きなプレッシャーをかけてきても、その手のレースは僕の得意とするところだし、うまくポジションをとって、タイヤとエネルギーをうまくコントロールして、いいポジションで走ることができるんだ」
「だから、もう少し良くなって、レースごとに安定した走りができるように、一丸となって取り組む必要があると思う。そうだね、僕はこれを楽しんでいるよ。そんなところかな」
最後に、今回のようなレースをどのように管理するか、必要なアグレッシブさのレベル、ひいては早めに前に出ていかないことの重要性について、彼は次のように分析した。
「トリッキーだね。というのも、トラブルに巻き込まれないようにするために慎重なアプローチを取ると、呑み込まれてしまうからだ。だから、ある時点でメンタリティを変えて、多くのリスクを冒さなければならないんだ」
「時には少しアグレッシブになりすぎてしまうこともある。そうするのはあまり素晴らしいことじゃないけど、自分の権威を少し刻みつける必要があるんだ」
「あまりクールじゃないと思うけど、そうするしかないんだ」
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