ジープ 誕生75周年を記念した限定モデルの第一弾を発売

FCAジャパンは、ジープ・ブランドの生誕75周年を記念して、ジープの全モデルに「75th アニバーサリー・エディション」を設定。その第一弾として、「レネゲード」、「コンパス」、「チェロキー」の3車種を2016年5月14日から販売を開始することを発表した。

1941年に軍用車両として生まれたジープは、とくに悪路走破性と耐久性が高い評価を受け、他自動車メーカーにてライセンス生産されるなど業界に大きな影響を与えてきた。以来、75年の歴史の中で様々な進化を遂げてきたジープだが、デザインアイコンともなっているフロントグリルの7本格子をはじめ普遍的な要素も備えており、世界中で認知されるブランドへと成長してきた。

今回の特別仕様車となる75周年記念モデルは、全モデルにグリーン、オレンジ、ブロンズをボディおよびインテリアの共通のメインカラーとして設定しているのが特徴。また、エンブレムやフロントシートに誕生年の「1941」を刻印するほか、ブロンズカラーのルーフレールおよび18インチアルミホイールも共通の特別装備となる。

レネゲードの75th アニバーサリー・エディションは、1.4L直列4気筒ターボエンジンを搭載する2WDのリミテッドがベース。上記共通装備以外に、ファブリック／メッシュコンビシート、タンジェリン／シルバーステッチ入りインテリアアクセント、ブロンズアクセント付きのブラックグリル／フロントフォグランプベゼル／リアバンパー、専用JeepおよびRENEGADEバッジを装備する。ボディカラーはジャングルグリーンのみ。

コンパスの75th アニバーサリー・エディションは、トップグレードのリミテッド（2.4L直列4気筒エンジン＋4WD）がベースとなり、ブロンズアクセント付きのボディ同色グリル／リアバンパー／ドアトリム／シフトベゼルなどのほか、タンジェリン／シルバーステッチ入りインテリアアクセント、レザー／メッシュコンビシート、ブロンズカラーリフトゲートアクセント、専用バッジを装備。ボディカラーには、レコングリーンとブラックを用意する。

チェロキーの75th アニバーサリー・エディションは、3.2L・V型6気筒エンジンを搭載する4WDのリミテッドがベース。同じく、タンジェリン／シルバーステッチ入りインテリアアクセント、専用ロゴエンボス加工付きレザーシート、ブロンズフロントグリル、ブロンズアクセント付きフロントバンパー／リアバンパー、専用バッジを特別装備する。ボディカラーはレコングリーンのみとなる。

3モデルとも台数限定販売となり、レネゲードは80台、コンパスは100台（レコングリーン30台、ブラック70台）、チェロキーは50台の設定。これらの特別装備を施しながら、ベースモデルの価格を据え置いた点も魅力だ。

なお、この75周年記念モデルは第二弾も計画されており、ラングラーとグランドチェロキーが今夏発表予定とのこと。

また、75周年を記念した特別サイトも公開されている。

■価格ジープ・レネゲード 75th アニバーサリーエディション：318万6000円ジープ・コンパス 75th アニバーサリーエディション：356万4000円ジープ・チェロキー 75th アニバーサリーエディション：499万5000円


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