2020年11月6日、ルノーの新型ルーテシアがいよいよ日本に上陸。エンジンもプラットフォームもすべて刷新された。日産からはエルグランドのマイナーチェンジ・トヨタからはヴォクシー特別仕様車の報が。
ほか、エクストレイルの一部仕様向上、RAV4特別仕様車、カローラツーリングの一部改良…などなど、総勢12モデルの最新情報をお届け!!!
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※本稿は2020年10月のものです
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』 2020年11月26日号
■ルノー ルーテシア(11月6日発売)
昨年5月に欧州でデビューしたルノーのBセグコンパクト、新型ルーテシア(欧州名クリオ)がついに日本上陸。10月5日正式発表され、11月6日から販売開始される。
エクステリアは先代モデルを継承するフォルムながら、新型はより質感の高いデザインへと進化した
5代目となる新型は、基本の外装デザインはキープコンセプトといえる先代モデルを踏襲したフォルムだが、プラットフォームやパワーユニットなどすべてを刷新。
そのプラットフォームは、ルノー・日産・三菱のアライアンスにより新開発されたモジュラープラットフォームを初採用。
可能なかぎり立方体になるように作れられたラゲッジ。容量は先代より拡大され391Lを確保
先代モデルのプラットフォームより高い剛性を持ちながら約50kgの軽量化を実現。しなやかな乗り心地とハンドリングの正確さを引き出しているという。
パワーユニットも新開発で、131ps/24.5kgmを発揮する1.3L直4ターボを搭載。
トランスミッションは6速より多段化された7速DTが組み合わされ、余裕ある走りとともに、WLTCモードで17.0km/Lという低燃費を両立している。
また、新型は歩行者・自転車検知機能付きの衝突被害軽減ブレーキをはじめ、充実した予防安全技術と運転支援システムを装備するのも見逃せないポイントだ。
内装のデザインは大幅に変更。中央に視認性に優れる7インチディスプレイが配置される
■ルーテシア インテンス 主要諸元
・全長×全幅×全高:4075×1725×1470mm
・ホイールベース:2585mm
・最小回転半径:5.2m
・車両重量:1200kg
・エンジン:直4DOHCターボ
・排気量:1333cc
・最高出力:131ps/5000rpm
・最大トルク:24.5kgm/1600rpm
・ミッション:7速DCT
・サスペンション 前/後:ストラット/トーションビーム
・WLTCモード燃費:17.0km/L
・価格:256万9000円
●価格:ゼン(受注生産) 236万9000円、インテンス 256万9000円、インテンス テックパック …276万9000円
■日産 エルグランド(マイナーチェンジ・10月12日)
日産のフラッグシップミニバンであるエルグランドがマイナーチェンジした。
新設定された「250 ハイウェイスターS アーバンクロム」。価格398万900円~
エルグランドの現行型は発売から10年が経過。
これまでも改良が行われ、先進安全装備が強化されているが、今回のマイナーチェンジではデザイン変更とともに、360度セーフティアシストを標準装備するなど、先進安全技術を拡充させたのがポイント。
水平基調に仕立てることでワイドな広がり感を演出したインパネの中央に10インチディスプレイを装備
その先進安全技術では、前方2台前を走行する車両を検知し、急な減速などが必要な場合に注意を促す「前方衝突予測警報」、後側方を走行する接近車両との接触を回避するようステア操作を支援する「後側方衝突防止支援システム」、「後退時車両検知警報」などを新たに標準装備。
デザインでは、繊細さと力強さに磨きをかけたフロントグリルを採用。
内装はピアノブラックでまとめたインパネの中央に10インチディスプレイを配すなど、さらに先進感と高級感のある雰囲気に仕上げられている。
また、漆黒のフロントグリルなどを採用した「アーバンクロム」シリーズも新設定した。
「後退時車両検知警報」なども標準装備。先進安全機能で全方位からサポートする
●エルグランド「オーテック」も発売
今回のマイチェンに合わせて、専用外装パーツやボディカラー、本革内装などでカスタムしたエルグランド「オーテック」も発売。また、エグゼクティブのための「VIP」仕様も改良された。
「オーテック」の価格は478万600円~。「VIP」仕様の価格は596万5300円~
■日産 250ハイウェイスターS(2WD)主要諸元
・全長×全幅×全高:4965×1850×1815mm
・最小回転半径:5.7m
・車重:1930kg
・エンジン:2.5L直4DOHC(170ps/25.0kgm)
・WLTCモード燃費:10.0km/L
●価格帯:369万4900~556万500円
■日産エクストレイル(一部仕様向上・11月5日発売)
日産のミドルSUVであるエクストレイルが一部仕様向上した。
仕様向上によって外装色や内装の質感を向上し、より洗練されたイメージにアップしたエクストレイル
今回の仕様向上では、外装のフロントグリルやドアロアモール、バックドアフィニッシャーなどをダーククローム塗装に変更。
さらにアルミホイールもダークカラーを採用。落ち着きのある上品な外観としている。
内装は、運転席と助手席にパワーシートと、本革巻マニュアルモード付きシフトノブを標準装備している。
●価格:248万2700円~
■トヨタ ヴォクシーZS“煌III”/ノアSi“W×BIII”(特別仕様車・10月1日発売)
ヴォクシー/ノアの特別仕様車が発売された。
ヴォクシーとノアに、きらびやかな内外装に仕上げ、装備を充実させた特別仕様車が設定された
ヴォクシーのZS“煌(きらめき)III”は、内外装の各所にシルバーを配してきらめきを演出。
専用シート表皮や合成皮革巻きのドアトリムオーナメントを採用し、デュアルパワースライドドアやリアオートエアコンなどを特別装備している。
ノアSi“W×BIII”は、ブラック&フロマージュの内装色が特徴。メッキ加飾が施されたドアミラーなどを装備している。
●価格:290万9500円~
■トヨタ カローラ/カローラツーリング(一部改良・10月1日発売)
トヨタのカローラ/カローラツーリングが一部改良された。
新たに2色の2トーンカラーの外板色を設定。セダンのカローラのハイブリッド車にはアクセサリーコンセントをオプション設定するなどの変更が行われた
今回の改良では、カローラのハイブリッド車にアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/コンセント2個/非常時給電システム付き)をオプション設定。
カローラツーリングは、2色の2トーンカラーを新設定。S、ハイブリッドSに切削光輝加工とミディアムグレー塗装の17インチアルミホイールを採用した。
●価格:193万6000円~
■RAV4 アドベンチャー“オフロードパッケージ”(特別仕様車・10月2日発売)
トヨタRAV4の「アドベンチャー」グレードに特別仕様車“オフロードパッケージ”が設定、発売された。
RAV4をよりアグレッシブなスタイルにした特別仕様車が発売。専用サスペンションなどの採用によって最低地上高は10mmアップの210mmとなっている
この特別仕様車は、販売店オプションの専用クロスバーを装着可能なブリッジ型ルーフレールを装備。
また、専用サスペンションと18インチのオールテレインタイヤによってベース車より10mm高い最低地上高へと変更されている。
さらにマットブラック塗装のアルミホイールも装備。
●価格:346万円
■レクサスUX“アーバンエレガンス”(特別仕様車・10月1日発売)
レクサスUXの特別仕様車“アーバンエレガンス”が発売された。
写真は特別仕様車UX250h“アーバンエレガンス”。価格はベース車の約40万円高となる
この特別仕様車はUX250hとUX200の“バージョンC”をベースに、専用内装色としてリッチクリーム&ブルーとブラック&ブルーの2種のカラーを設定。
外装ではグリルやヘッドランプ、ドアミラー、ルーフレール、ホイールにブラック系の塗装を施したのが特徴。
予防安全装備も従来よりいっそう充実させている。
●価格:436万7000円~
■アルト/アルト ラパン(一部仕様変更・10月14日発売)
スズキのアルト/アルトラパンが一部仕様を変更。
アルト/アルト ラパンが一部仕様変更
フルオートエアコンを一部グレードに追加など装備を充実化し、またグレード構成が見直されている。
●価格:86万3500円~
■MINIクロスオーバー(マイナーチェンジ・9月30日発売)
MINIクロスオーバーのマイナーチェンジモデルが日本で発売された。
パワートレーンは、2種の2Lディーゼルターボ、1.5Lガソリンターボ、1.5Lプラグインハイブリッド、2Lガソリンターボの5種を設定
今回のマイナーチェンジでは、前後のバンパーのデザインを刷新し、ヘッドランプは従来の丸型から角型に変更。
内装では、シフトバイワイヤ機構を取り入れた8速ATを全車に標準装備し、5インチのマルチディスプレイメーターやフラットパネルのセンターディスプレイなども装備。
最新の運転支援システムを採用している。
●価格:430万円~
■メルセデスベンツCLS(一部改良・9月28日発売)
ベンツの4ドアクーペであるCLSが一部改良された。
CLSは対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備。さらに最新の運転支援システムへとアップデートされ、安全性能がよりいっそう強化された
今回の一部改良では、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を新たに標準装備。
さらに、Sクラスと同等となる最新世代の運転支援システムも標準装備。
「アクティブブレーキアシスト」は歩行者/飛び出し/右折時/対向車検知機能付きへと改良されるなど、安全機能がいっそう強化された。
●価格:842万円~
■アウディA4(マイナーチェンジ・10月7日発売)
アウディの主力モデル、A4シリーズ(A4セダン/A4アバント/S4セダン/S4アバント/A4オールロードクワトロ)がマイナーチェンジした。
アウディA4がビッグマイナーチェンジ。ボディパネルも変更した
今回の改良では、フルモデルチェンジに匹敵する大幅な外装のデザイン変更を実施。ブリスターフェンダーにして全幅を5mm拡大するとともに、ドアパネルまで変更している。
内装では、最新のインフォテインメントシステムを採用。センタースクリーンがタッチパネル式になり、操作性がアップしている。
パワーユニットは、150psと249psの2種ある2Lターボエンジンにマイルドハイブリッドを搭載したのが大きな改良点。高性能モデルのS4シリーズには3L V6ターボが設定される。
また、A4/A4アバントでは、グレード展開が「base」「advanced」「S line」の3モデルに変更。そのほか、最新の先進運転支援システムや衝突被害軽減ブレーキなどが採用された。
●価格:455万円~
■ルノー トゥインゴ Sリミテ(特別仕様車・10月5日発売)
トゥインゴの1Lエンジン&5速MTを搭載するSグレードに、グレーの外装色などでスポーティに仕上げた特別仕様車「Sリミテ」が設定された。
ルノー トゥインゴ Sリミテ
●価格:184万円
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