SUVを中心に採用車種が拡大中!
アウトドア、そしてSURF & SNOWに向くクルマと言えば、クロスオーバータイプを含むSUVだ。最近のクルマはクロスオーバーモデルの大ブームもあって、街乗り専用車としても人気があり、とくに内装の上質化、高級化が進んでいる。
アウトドア派の悩み「室内」の「汚クルマ化」を防ぐアイテムとは
いまやトヨタ「ハリアー」ですら、乗って、走れば高級サルーン的世界観が得られたりする。しかもラゲッジスペースにしても、汚れもの、濡れものを置くのがはばかられる高級なカーペット張りだ。
しかし、アウトドア派やSURF & SNOWスポーツ派は、それでは困る。もっとタフに使え、汚れや水気に強いラゲッジスペース、後席を格納した際の拡大ラゲッジスペースが必要ではないか。
そこで、泥や水気、車内飲食にも強いクルマたちを紹介したい。これから真っ盛りのウインタースポーツの足としても最適だ。
日産エクストレイル エクストリーマーX
かつて、サーファーやアウトドア派御用達だったエクストレイル。しかし新型は、エクストレイル史上最上の走行性能、そしてインテリアの高級感が実現されたクロスオーバーモデルだ。
インテリア全体、シート、ラゲッジスペースまでもが高級路線。だが、あきらめることはない。新型エクストレイルのラインアップには特別仕様のエクストリーマーXがある。
何しろシートはセルクロスを用いた防水タイプとなっているのだ(これが本来のエクストレイルだろう)。これなら、多少、濡れたまま乗り込んでもOKであり、車内飲食での汚れ防止にもなる。じつは、小さな子どものいるファミリーにも、食べこぼし被害軽減効果もある嬉しい特別仕様車なのである。
スバル フォレスター
悪路に強いタフギアとしてのキャラクターが鮮明なスバル・フォレスターはツーリング、X-BREAK、Advanceの主要3グレードに撥水シートが採用されている。
日産セレナ(先代C27型)
ファミリーミニバンのセレナ(先代)は基本的に非撥水シートだが、一部グレードにオプションで防水シート(ネオソフィール/パートナーコンビシート)があった。今では中古車でしか買えないため、新車でオプション注文するのは無理だが、そんな中古車に出会えばラッキーだ。
ホンダ フィット/フリード クロスターグレード
意外にも、コンパクトカー、コンパクトミニバンにも、撥水シートが備わる車種がある。フィット、フリードのクロスターグレードがそうである。
ホンダ モビリオスパイク/バモスホビオetc
ホンダは古くから撥水シート仕様のギア感あるクルマを多数、発売してきた。今では中古車でしか買えないが、モビリオスパイクやバモスホビオなどがそうだった。
だが、シートに関して言えば、純正アクセサリー、または車外品の撥水・防汚タイプのシートカバーを付ければ、汚れや水気の心配なく、車内を使えることになる。できれば、シートだけでなく、ラゲッジルーム、後席格納アレンジ時にも、泥汚れや水気に強い撥水・防汚タイプであると完璧だ。
スズキ・クロスビー
クロスビーは、HYBRID MZ、HYBRID MVグレードに撥水加工シートが備わり、しかも同グレードだと後席背面とラゲッジフロアまで防汚素材を使用しているため、ラゲッジルームを含む車内全体が汚れや水気に強いことになる。さらにラゲッジルームの床下にあるラゲッジアンダーボックスまで、取り外し可能な丸洗いできるボックスとなっており、アウトドアやSURF & SNOWスポーツで汚れたアイテムをしまって帰るにも文句なしなのである。
スズキ・スペーシア ギア & スペーシア ベース
スズキのクルマは防汚タイプの室内空間を備えている車種が多いのだが、スペーシア ギア & スペーシア ベースは撥水シートと防汚タイプのラゲッジスペースを装備。クロスビー同様に、汚れや水気に強いギア感たっぷりのクルマと言える。
三菱eKクロススペース
スペーシア ギアのライバルとなる三菱eKクロススペースも同様に、撥水シートと樹脂仕様のラゲッジボード、PVC素材の後席シートバック背面を設定。後席格納アレンジ時でも、汚れや濡れを気にせず荷物をガンガン積み込むことができる。今では生産終了になってしまったダイハツ・ウェイクも同様の仕立てとなる。
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