MotoGP第14戦サンマリノGPのフリー走行2回目が行なわれた。このセッションでトップタイムとなったのは、プラマックのヨハン・ザルコだった。
MotoGPクラスのFP2前に行なわれたMoto3クラスのFP2はドライコンディションで行なわれたものの、MotoGPクラスのセッションが始まる前に勢いの強い雨が振り始めてしまった。
■MotoGPサンマリノFP1:ビニャーレス、アプリリアで初のトップタイム! 終盤の降雨でスッキリしないセッションに
雨足は程なく弱まったものの、路面はフルウエット。そのため各ライダーはレインタイヤでコースへ向かった。なお今戦からレースへ復帰したアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ペトロナス・ヤマハSRT)はしばらくピットに留まって様子を伺っていた。
淡々と走行を重ねていくライダー達の中で、セッションをリードしたのはドゥカティのジャック・ミラー。周回ごとにタイムを縮めていった。
またチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤやヨハン・ザルコといったドゥカティ勢がミラーに続く状況が続いた。
セッション中盤まで積極的な走りを見せていたミラーは、FP2終盤はピットで様子見の態勢がしばらく続いた。
終盤になりタイムを縮めて来たのはバニャイヤ。それまでトップだったミラーのタイムを上回る1分42秒657をマークした。
これでFP2のトップタイムはバニャイヤになるかと思われたが、セッション終了直前に、ザルコがそれを大幅に上回る1分42秒097をマーク。これを上回る者は現れず、FP2トップタイムはザルコとなった。2番手はバニャイヤ、3番手はミラーとなり、トップ3はドゥカティ勢が独占した。
サンマリノGPが復帰戦となっているフランコ・モルビデリ(ヤマハ)とドヴィツィオーゾは、それぞれ13番手と21番手となった。なおモルビデリのチームメイトでポイントリーダーのファビオ・クアルタラロも18番手と苦戦気味だった。
LCRホンダの中上貴晶はFP2では存在感を示せず、最後尾の24番手でセッションを終えている。
なおFP2は終始フルウエットでの走行となったため、ドライのFP1で記録されたタイムが更新されることはなかった。そのため、初日総合タイム順はFP1のタイム結果と同一となった。
またウエットコンディションでの走行中には、エネア・バスティアニーニ(エスポンソラマ)と、イケル・レクオナ(テック3・KTM)ら2名が転倒。特にレクオナはターン1でハイサイドを喫し、背中側から路面に落ちる形となったが、なんとか自力でコースを後にした。
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