ジャガー・ランドローバー・ジャパンは10月1日、パリ・モーターショー14でのワールドプレミアに先駆け、最新モデル「ジャガー XE」の詳細を公表した。
ジャガーのサルーンモデルに新たに加わった『XE』シリーズは、『XF』の下に位置するエントリーモデルで、欧州Dセグメント市場に投入される小型スポーツセダン。
エクステリアデザインは、キャビンを後方寄りにレイアウトすることでクーペのような印象を与えるフォルムが特徴。空力を徹底的に磨き上げることで、Cd値がわずか0.26というジャガー史上最も低い数値を達成している。全長、全幅、全高が4672×1850×1416mm、2835mmのロングホイールベースが与えられたボディには、ジャガー最新のモジュラー車体構造が採用されており、その75%以上がアルミニウムでつくられている。これにより卓越した軽量化を達成しただけでなく、非常に高いボディ剛性を獲得した。
最新の車体構造技術が用いられたシャシーは、フロント・サスペンションにダブルウィッシュボーン式、リア・サスペンションにインテグラルリンク式を採用。さらにジャガー初となる電動パワーステアリングを導入し、優れた乗り心地とシャープなハンドリングを両立した。
インテリアは、8インチ・タッチスクリーンを備えた新しいInControlインフォテインメント・システムを装備。スポーツカーのようなドライビング・ポジションをとることができるフロントシートは、より快適性を高めるクーラー&ヒーターの取り付けが可能となっている。ジャガー初となる40:20:40の分割可倒式リアシートには、ヒーターをオプション設定した。
「XE」では、エンジンにも注目だ。新開発「INGENIUM(インジニウム)」シリーズには、ガソリンとディーゼルを用意。なかでも2.0リッター4気筒ディーゼルエンジンは、最高出力と最大トルクの異なる2タイプ(163PS/380Nm、180PS/430Nm)から選択が可能。このうち163PS版は、欧州複合サイクルで燃費75mpgとCO2排出量99g/kmを達成し、「XE」をジャガー史上最も燃料効率に優れたモデルとした。一方、3.0L V6 スーパーチャージド・エンジンは、最高出力340PSを発揮し、XEに0-60mph加速4.9秒というパフォーマンスを与えている。
ラインナップには先日ロンドンでお披露目された最上位モデル「XE S」を筆頭に、Pure(ピュア)、Prestige(プレステージ)、Portfolio(ポートフォリオ)、R-Sport(Rスポーツ)を設定。ラグジュアリーからハイパフォーマンスまで、あらゆる要求に応えるモデルを揃えている。
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