気になっていたBMWの電動バイク「CE04」の試乗が実現!
やっほ~、みなさま、こんにちはー!
【画像】BMW Motorradの電動バイク「CE04」の画像を見る
指出瑞貴です♡ どーも~さっしーです♡
まだ梅雨じゃないのに、なーんだか変なお天気で…。寒かったり暑かったり、謎の大雨だったり、日本のお空は気まぐれですね。
ライダーにとっては、お天気命ですから(笑)。モチベーションも、装備も、それで変わるのよね。まじ大事 (°_°)
私の愛車のひとつは、カスタムする際にシートを私のお尻に合わせ、かつ、赤でもない茶色でもない、絶妙な上品素敵カラーの“皮”でできておりまして、雨とはなにがあっても絶対に出会いたくないのです(笑)!
この子が仲間入りしてからは、余計にお天気に敏感になりました。私が雨に打たれるより、この子が打たれてしまうのが嫌という気持ちに…。不思議なものです(笑)。
さあ ^_^ そんなことはさておき、今回ご紹介するのは、日本自動車輸入組合(JAIA)が大磯ロングビーチで開催した「第9回JAIA輸入二輪車試乗会」で試乗した、BMWモトラッドの「CE04」です。
みなさま、もしかしたらあまり聞き覚えのないのでは? こちら、BMWモトラッド社の電動スクーター! そう「ガソリンのいらないバイク」なのです!! 新時代の乗り物ー!!!
実は個人的に以前からSNSやモーターサイクルショーでお見かけし、気になっていたモデル! 一度でいいので乗ってみたいと思っていたのです。今回、念願叶って空き時間に試乗することができました! わーい♡
バイクなのにバックもできちゃう! 最新機能にオドロキ!!
ぱっと見ね、SF映画に出てきそうな近未来的なイケイケデザイン。こんなの見たことなかったし、これはバイクの新時代の幕開けでは? と思ってしまいました(笑)。
1番最初に目に入ったのが、ホイール! ねえ、隙間ないじゃない? 向こう側が見えないの! こんなタイヤがあるんだ…と、衝撃的でした。
スクーターなのですが、重厚感のあるずっしりとしたやや大きめなBODY。光沢感があり、非常に上品に仕上がっております。
大型二輪かと思いきや、普通二輪免許、かつAT限定免許で乗れる軽二輪、いわゆる250ccクラス。つまり、車検の必要がありません。なのに、なんと最大トルクは排気量600ccクラスのエンジンに匹敵するとか!! そのため車重は200kgを超えますが、これは納得のパワー!
また減速時に、回生ブレーキを使ってバッテリーの補充電へと活用しているんだって! ちなみに回生ブレーキとは、アクセルを戻して減速する時に駆動用モーターが発電。電気を蓄えつつ、発電時の回転抵抗を制動力として利用することなのだそう。調べました。メモメモ(笑)。
走行中でもモード切り替え可能な「エコ」、「レイン」、「ロード」、「ダイナミック」の4つのライディングモードを採用しています。
「エコ」モードは出力を抑え、回生量を最大に設定。電力消費を抑えてくれます。「レイン」モードでは出力と回生量の両方を抑え、雨天などで路面状況が悪い時の安全性を確保してくれます。「ロード」は、回生量をほどよく抑えつつ、出力はフルに使えるので日常的に使えるモード。「ダイナミック」は出力と回生量を最大まで使ったモードで、スポーティーな走行が楽しめます。
電子制御も最新で、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)はもちろん、後輪のスピンを防止するASC(オート・スタビリティ・コントロール)、滑りやすい路面状況でもスムーズな発進や加速を可能にするDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)、コーナリング時にブレーキをかけてもコントロールを可能にするABS Proを標準装備しています。
ワタシが今回、CE04に試乗してバイクの概念をくつがえされた点が、「バックができる」ということ。え、バイクがバック? とは何ごと? と、一瞬思考停止しました(笑)。
“R”(リバース)というモードがあり、左ハンドル付近にあるそのボタンを押し、スロットルを回すと、なんとバイクが後ろにじろりじろり行ってくれるのです!!
これは、車なんか?? え! と、一人でつっこんでおりました(笑)! でも、これなら取り回しも不思議と安心ですね。
最新のテクノロジーを搭載した未来の乗り物!!
いざ、イグニッションスイッチをオンにすると静かに起動。スロットルを回して発進すると、音もなく静かに「スッと」。
え、今動き出したの? と疑いたくなるような静けさ。
けど、スロットルを回して数メートルくらいしてから、やっとスクーター感が出てきました! 地面がつるっつるのコンクリートなわけじゃないのに、ジムのランニングマシンの上を走っているかのようなスムーズさ(スムーズさの最上級の適切な言い方ってなんだろう…笑)。
車体が地面と吸い付いたままみたい。重心が地面と近いのもあり、安定感があります。直線でスロットルを気持ちよく回すと、まあ速い! スムーズ! えっ! 速っ! の感想の繰り返しでした(笑)。
エンジンの…といえるような音は、ほぼありません(笑)。静かなモーター音。ぶーーーーん、だけは小さく聞こえます♪
また、スロットルを回すと加速までに絶妙な間がまったくなく、ボタン押してすぐ動く! みたいな。おもしろいです。バイクじゃないみたい! バイクだけど(笑)。
また、“まっすぐ過ぎるぐらいまっすぐ”な長めシートの安定感が素晴らしい。タンデムシートの座り心地や景色も気になってしまって、試しに1回座ってみましたが、こんなに安定感あるシートに初めて出会った! といった感じでした。バイクのシートじゃないのでは? と思ったくらい、まっすぐです(笑)。フラットな姿勢で、深呼吸だってできちゃう。ハンドル位置もほどよく、腕まわりもゆったり余裕を持てます!
そんな余裕を感じながら見るのは、メーターの10.25インチTFT液晶ディスプレイ。スマートフォンの画面みたいに、太陽の反射で見えづらい…とか、そういった不満がなかったのも一つの魅力。色味も見やすい配色。色々すごいね、ハイテクバイク!
ハンドリングは、どの点をとってもよかったです! 重さを感じることなく、コーナリングや軽いS字なども、アクセルをちゃんと回して一定の速さを保ったり、絶妙は減速加速を加減したりも、うまく扱える優秀なお手元。
また気になる充電ですが、航続距離は街中で130kmほど。思ってたより長い! 回生ブレーキによる充電がちまちまできるため、この距離なのだとか! すごいですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
ちなみに、このCE04を自宅で充電するには「単相200V/16A以下」の環境が必要です。標準装備の「Mode2充電ケーブル」を使用し、普通充電でバッテリー0%の状態から80%の状態まで約3時間で充電可能。約4時間でフル充電できます。設置型ではオプションの「BMWウォールボックス」または市販されているMode 3(EV 200V)を使えば、普通充電で約4時間でフル充電。32Aのクイックチャージなら約1時間20分しかかかりません。速いなぁ…。
こんなにもEVバイクが色々と魅力的だなんて…と、今まで思ってなかったのが正直な感想。見た目のカッコよさにとどまらず、中身も最先端で電気のテクノロジーがフル稼働してて、地球にも優しい。君はなんなんだ? すごすぎるぞ! と話しかけました(笑)。
これからどんどん普及していくのではないのでしょうか! バイクの未来が楽しみだ♪
私的イケメン度は、★★★。星3つ!
この座り心地、スタート走り、リバース、安定感が嬉しいので街中を軽く走りに行くなり、移動で使うなり、大切な誰かをお迎えに行くなり…。ライフスタイルにうまく溶け込めるバイクだなと^_^
CE04ちゃんとなら、私いつでもお迎えに行きますよ? 彼氏でも、家族でも、お友達でもね!(笑)
■2024 BMW Motorrad 「CE04」
全長 × 全幅 × 全高:2,300 × 855 × 1,150 mm(ハイウインドシールドOE装備の場合、全高:1315 mm)軸距:1,675 mmシート高:800 mm車両重量:231 kgモーター:液冷オルタネーター搭載、永久磁石式同期電動機定格出力:15 kW (20 PS)最高出力:31 kW (42 PS) / 4,900 rpm最大トルク:62 Nm / 0 – 4,900 rpm最高速度:120 km/h0-50 km/h加速:2.6 秒WMTCに準拠した電力消費量:7.7 kWh / 100 kmWMTCに準拠した航続距離:130 km電力回生方式:自動電力回生(下り坂走行、ブレーキング時)オルタネーター:500 Wバッテリー:空冷リチウムイオン高電圧バッテリーバッテリー電圧(公称電圧):148 V2次バッテリー:12 V / 5 Ah、メンテナンスフリー充電能力:2.3kW 通常充電時(6.9kW クイックチャージャーオプション装備車両)ミッション:1速ギヤボックス、モーターハウジング内に統合駆動方式:ベルトドライブタイヤ(前・後):120/70 R15、160/60 R15(ABS)ブレーキ形式(前・後):油圧式ダブルディスク、油圧式シングルディスクフレーム形式:スチール製ダブルクレードルフレーム懸架方式:前 テレスコピック、後 スイングアーム■メーカー希望小売価格:206万4000 円~ (消費税10%込)
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