WRC2024年シーズンが伝統のモンテカルロで開幕。昨年のラリージャパンで鬼神の走りを見せた勝田貴元選手は、今年こそ初優勝をめざし、静かに闘志をみなぎらせていた
文:ベストカーWeb編集部 写真:ベストカーWeb編集部、TOYOTA GAZOO Racing
勝田貴元選手「WRC初優勝」宣言 モンテカルロで直撃!! ニッポンの若武者の闘志がスゴイ
■セカンドドライバーとして迎えた2024年シーズン
今年のモンテカルロは雪が少なく、ドライ路面も多いが、凍った個所もあり、トリッキーなコンディションが選手たちを悩ませる
王者ロバンペラ選手が全戦出場しないWRCの2024シーズン、勝田選手はエバンス選手に次ぐセカンドドライバーとして全戦出場する予定。いわゆるワークスだ。そのあたりを聞くと、いつものようにしっかりと目を見て、こんな答えをくれた。
「チームのために、より貢献しなければならないと思っています。とにかく何としてもポイントを奪取しなければいけない状況で、しっかりと役割を果たせるようにならなければなりません。(成績が出なければ、)セブ(オジエ)とカッレ(ロバンペラ)が出場することになるかもしれないと思っています)」。
ブラックを基調としたカラーリングに変更されたGRヤリスラリー1 ハイブリッド。ゼッケン18番が勝田選手だ
つまり、セカンドドライバーながら、昨年まではWRCチャレンジプログラムとして出場が約束されていたことに比べると、今季は「成績次第」ともいえ、そのことを自覚して、「毎戦表彰台争いをする活躍が必要だ」と自覚していることに少し驚かされた。
元チャンピオンのタナックが復帰したライバルのヒョンデチームについて水を向けると、「本当に強敵だと思います。パワーバランスが明らかに昨シーズンよりもよくなっているので、タフな戦いになると思います。我々は3年連続タイトルを獲っていますが、おごりなどなくしっかりと準備できています。まずはマニュファクチャラーズタイトルでリードしていけたらと思っています」。
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■昨年のラリージャパンから得たもの
「タカ」と呼ばれる勝田選手の人気はものすごい。サービスパークにサインを求めて大勢のファンがやってくる
昨シーズンは前半苦しみ、8月のフィンランドで3位と調子を上げ、最終戦のラリージャパンでは初優勝が期待されたが、2日目大雨の中でのクラッシュで出遅れ、鬼のような走りで追い込むも5位までだった。その悔しさについても聞いてみた。
「とにかくラリージャパンでは『優勝』を胸に刻んで走りました。2日目でクラッシュし、落ち込みましたが、その日の午後から集中力を高めることができたことが大きな経験になっています。WRCで勝つには、プッシュするところとそうでないところの冷静な状況判断が重要で、常に高い次元で安定した走りが必要です。昨シーズンは思ったような成績が出せませんでしたが、メンタル面を含め、つかんだものはあると思います」。と自信の一端をのぞかせる。
では、どのイベントで優勝を狙うのか? ずばり聞いてみた。
「自分自身はハイスピードなラリーが好きです。なので、第2戦となる2月のスウェーデンや第5戦5月のポルトガル、第9戦8月のフィンランドは攻めの走りを見せて、いい結果を出したいと思います」。
昨年のラリージャパンで話を聞いた時よりも、強く大きくなった印象の勝田選手。初優勝は夢ではなく、手の届くところにある。2024年の活躍に期待したい。
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