100周年を迎えた今年のル・マン24時間レースの決勝に先立つ6月9日(金)、フォードは第7世代『マスタング』をベースとしたGT3車両『マスタングGT3』を正式に公開した。
フォードは、2022年のデイトナ24時間レースでマスタングGT3の開発プロジェクトを発表。今年の3月には、共同開発を行なうマルチマチックのファクトリー近くにあるテスト施設にてシェイクダウンを行なった後、セブリングでテスト走行を実施した。
■【動画】アメリカンV8が轟音を轟かす! フォード、新開発の『マスタングGT3』をセブリングで走らせる
マルチマチックの他に、M-スポーツもマスタングGT3の開発に協力しており、心臓部である5.4リッターコヨーテV8エンジンの組み立てに関わっている。
フォードは既に最初のカスタマーチームとしてプロトン・コンペティションを獲得しており、彼らは来年のル・マン24時間レースを含むWECのLMGT3クラスでマスタングGT3を走らせるようだ。
ただ、2024年から新設されるLMGT3では、WEC主催のACOとFIAが定めたレギュレーションにより、1メーカー2台までと決められている。
世界耐久選手権(WEC)に加え、フォードはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTD Proクラスでも、ワークス体制で2台のマスタングGT3を走らせる予定となっている。
マスタングGT3が参戦可能な他のGT3カテゴリーに関する情報は明かされていないが、フォードは2024年6月のル・マンデビューまでに様々なシリーズへ投入する予定だと語っている。
フォード・パフォーマンス・モータースポーツのグローバルディレクターであるマーク・ラッシュブルックはマスタングGT3の正式発表に際して、次のように語っている。
「マスタングGT3などの計画において、このマシンとプロジェクトをまとめるために、モータースポーツ界で最も信頼できるふたつのパートナーに協力してもらった」
「2024年にマスタングがGTレースの最高峰で戦う時、フォードのファンと同様に我々全員がワクワクすることだろう」
また、発表に合わせて、フォード・パフォーマンスの新たなロゴも公開され、マスタングGT3のショーカーにも「FP」と大きく掲載されていた。
なおフォードとしては、2016年から2019年にかけてWECとIMSAに投入された『フォードGT』以来のGTマシンとなる。
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